#28 健康経営と人材確保——両立支援は“未来への投資”です
静岡県、山梨県で産業ケアマネとして活動をしています安藤貴世です🗻
「人材が定着しない」「経験ある社員が辞めてしまう」——
そんな課題を抱える企業が増えています。
原因のひとつにあるのが、「仕事と家庭の両立の難しさ」です。
特に今、働きながら介護を担うビジネスケアラーが年々増え、
介護を理由に離職する人は年間9万人以上とも言われています。
これは、企業にとっても看過できない現実です。
健康経営とは、「働き続けられる職場」をつくること
健康経営は、従業員の心と体の健康を守りながら、
働きやすさと企業の生産性を両立させる経営戦略です。
介護との両立に悩む社員が増える中で、
「安心して働き続けられる制度」や「相談できる環境」は、健康経営に欠かせない柱となっています。
両立支援が“人材確保”につながる理由
介護と仕事を両立できる環境が整っていれば、
社員はキャリアを中断せずに働き続けられます。
それは同時に、企業が育てた貴重な人材を失わないということでもあります。
- 離職率の低下
- 採用コストの削減
- 経験やスキルの継承
- 働く人のエンゲージメント向上
これらすべてが、長期的な企業価値の向上につながります。
両立支援は“特別扱い”ではなく、“これからのスタンダード”
テレワーク、フレックス制、介護休暇、産業ケアマネの導入、
そして職場の理解ある風土づくり——
両立支援とは、ただの福利厚生ではなく、組織が未来のために備える基盤です。
ライフステージに応じた柔軟な働き方が可能な職場は、
これからの「選ばれる企業」としての強みを築きます。
両立支援=企業の未来に向けた投資
健康経営と人材確保は、いまや別々の話ではありません。
両立支援を推進することは、**社員の人生と企業の持続性を同時に守る“未来への投資”**です。
働く人が「ここでずっと働きたい」と思える会社を、
一緒に、制度と文化の両面からつくっていきませんか?
お問い合わせ
私、安藤貴世は静岡県にて アンドリング両立支援室 を運営しています。
【業務内容】
・実態調査(アンケートを実施し今後の介護離職の予想などを立てていきます)
・社内研修(ご要望に応じて介護研修を行なっています)
・個別面談(介護に直面している従業員に対してのメンタルヘルスの改善を行なっています)
メール:andring.care@gmail.com
投稿者プロフィール

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産業ケアマネ1級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護福祉士
介護支援専門員
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 コンサルタント