# 吐き出せる場はありますか?

静岡県で産業ケアマネをしている安藤貴です🍊
静岡県は🍊も有名。私の祖母も生前は🍊栽培をしていて、今は手入れもしていない🍊山になってしまっているけど、毎年実るので定期的に山に行く機会持っています。

そんな山は、私の吐き出せる場所の一つです。
他にも、何でも話せる友人が二人ほど。仕事の愚痴、子育て、親の愚痴(私はこれから介護期の段階。それでも、齢を取ってきた両親は今までとは違う状態にイライラすることもあります。)

皆さんは、吐き出せる場をもっていますか?

感情の蓄積はストレスの原因になる

特にマナスな感情はストレス原因となります。イライラするのは自分のマイナスな感情をためこんでいるから。

なにかしらの「不安」「心配事」「不満」「悲しみ」「憂鬱」そんな気持ちをかかえていませんか。
介護をしていると、自分では気が付かないそんな気持ちを抱え込んでいることがあります。

感情を外に出すことで、「心の整理」が進み、ストレスを和らげることができます。

共感を得ることで「自分は一人じゃない」と感じられる

「親の介護を私だけが抱えなきゃ」「私が我慢すれば」と抱えすぎると孤独を感じてしまいます。

特に、介護や仕事など孤立しやすい状況にある人にとって、共感は非常に大きな支えになります。
誰かに相談をすると、「一人ではなかった」と思えるものです。
「一人かもしれない」そんな風に感じたら、そんな気持ちを誰かに気持ちを話し、共感してもらうことで、孤独感がやわらぎ安心感が得られる こともあります。

気持ちを言葉にすることで、自分の内面が見えてくる

気持ちを吐き出すことで、「苦しかったんだ」「悲しかったんだ」そんな自分の内面に気がつくことができます。

また、「親のことが憎くて仕方がなかったのに、本当は大切に思っていたんだ」「失いたくなかったんだ」そんな自分の大切に思っている気持ちに気がつくこともできます。

気持ちを吐き出すことで、内面の整理の糸口につながります。

心の安全基地になる

定期的に気持ちを吐き出せる場所があると、気持ちに隙間ができ「日常の中での頑張るエネルギー」が注入されてきます。このエネルギーはマイナスな感情にの波に飲み込まれにくくなるのです。

気持ちの隙間に流れるエネルギーは、職場や家庭で大きな負担を抱える人(働く介護者)にとって、とても大切なものです。

問題を悪化させない「予防」の役割

感情がこじれてからでは対処が難しくなります。
初期のうちに吐き出しておくことで、深刻なメンタル不調や対人トラブルを防ぐことができます。

感情は矛先が不安定です。介護のマイナスな感情を職場やその他に向けないためにも吐き出すばは必要です。

介護は一人で頑張らない。定期的に気持ちを吐き出してください。

お問い合わせ

私、安藤貴世は静岡県にて アンドリング両立支援室 を運営しています。
【業務内容】
・実態調査(アンケートを実施し今後の介護離職の予想などを立てていきます)
・社内研修(ご要望に応じて介護研修を行なっています)
・個別面談(介護に直面している従業員に対してのメンタルヘルスの改善を行なっています)

メール:andring.care@gmail.com

投稿者プロフィール

安藤貴世
安藤貴世
産業ケアマネ1級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護福祉士
介護支援専門員
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 コンサルタント