#15. 産業ケアマネがBeauty Japanに挑戦!〜ジェンダーギャップと私と私の後悔〜

静岡県🗻で産業ケアマネをしています安藤貴世✨です。
私は、2025年8月16日(土)にBeauty Japan FUZIYAMA/NEO 2025のファイナリストに選ばれました。

Beauty Japan ってなに??

Beauty Japanは、日本女性の美しさを評価し、社会でより活躍できる女性を発掘するコンテストです。

7つのコンセプト
Beauty
Sociality
Career

Independence
Fashion
Culture
Entertainment
に基づいて厳正に審査されます。

単なる見た目の美しさだけでなく、知識や才能、社会活動、独立した思考など、内面や社会的な側面も重視されています。 身長や年齢といった視覚的な条件は評価を左右しません。表現方法も多彩。
多くの女性が自分の可能性を発揮し、社会で活躍できるよう支援。選ばれた女性たちは、さまざまな分野で活躍することが期待されるそんなコンテストです。

https://www.bjfujineo-mixline.com/
私は、上記 静岡大会であるFUJIYAMA/NEOに出場します。

ジェンダーギャップと私

毎年話題となるこの数字。日本は、今年は118位!
男女で同じ教育を受けてきても、社会に出ると、男性社会。しかし、日本の現状は、少子高齢化で減少の一途であり、共働きの家庭がほとんど。女性も働いているのになぜ活躍できない?

私は、自営業の家庭に生まれ「男は会社を継げるが、女は役にたたない」と言われて育ってきた。
「悔しい」「なぜ女にうまれてきたのか」から次第に、「女だから仕方がない」「女でいたくない」と勝手な負のジェンダーギャップ連鎖が私の中に鎖のように呪縛として絡まっていった。

介護離職を選ぶ女性

https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/zentai/html/honpen/b1_s03_02.html#:~:text=%EF%BC%88%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E9%9B%A2%E8%81%B7%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%B3%81%EF%BC%89,%EF%BC%8D3%EF%BC%8D12%E5%9B%B3%EF%BC%89%E3%80%82 より

上記推移を見ても一目瞭然。圧倒的に女性の離職率が高い。
「女性は家庭を守るもの」「女性が育児や介護をするもの」そういった思考は日本にはまだまだ根強くある。また、高齢の親も同じ思想で「娘が(嫁が)やりますので」と息子は仕事、親の介護は女性が行うものという思考も強くみられます。

現実とのギャップ

現実はどうだろう。共働き家庭が圧倒的に多い。共働きでないと、子どもを育てていくことができないということだろう。
介護による職場の理解はまだまだで、男性社会の企業は特に理解の浸透が難しい。しかし、実際は子どもに対して親の数が多く子育てと重なると有給休暇では対応ができず悩む方も多いのが現実。

女性のキャリア継続の難しさ と 私の後悔

育児が終わると介護が待っている。
昨今の晩婚化により、育児と介護が一緒に訪れるダルブケアーになるケースも多い。

居宅ケアマネになってすぐのとき、ある方の娘様から悩みを打ち明けられました。
「仕事で帰りが遅くなってしまいます。」「朝も、電車での通勤のため早く出ないといけない」「認知症の母を一人で留守番させるのは心配で、先日は一人で外にでてしまい近所にも迷惑をかけました。」「でも、まだ施設は可愛そうで。兄弟はいないので私一人しか介護をする人はいません。」「仕事をやめて、近所にパートでも行こうと思います」
そういって、彼女は仕事をやめてしまいました。

当時の私は、仕事と介護の両立という考えはなく、「娘様が一緒にいてくれてよかった。安心だね」そんな風におもっていました。
しかし、娘様は次第に「仕事をやめなければよかった。」「本当はやっとなりたい地位になれるときだったのに」「これまで、頑張ってきたのは何だったのか」「私は親のために生きなければ行けないのか」「自分の人生は・・・」と
仕事をやめたことを後悔していたのです。

私は、自分自身が「女性は役にたたない」「どうせ女だから」と悔しい思いをしていたのに、同じ思いのその方に思いを寄せてあげることができなかった。一緒に考えて上げることもできなかったととても後悔をしました。

だから、私は産業ケアマネになりたいと出場を決意しました。
これからは、女性も活躍していく時代!
高齢社会の日本では、「介護」は男女ともに仕事との両立では考えていかなければいけないことだが、まだまだジェンダーギャップが強い日本では女性の離職率が高いでしょう。
企業が理解をしてともに女性を支えていける社会になってほしい。私の後悔とともに・・

お問い合わせ

私、安藤貴世は静岡県にて アンドリング両立支援室 を運営しています。
【業務内容】
・実態調査(アンケートを実施し今後の介護離職の予想などを立てていきます)
・社内研修(ご要望に応じて介護研修を行なっています)
・個別面談(介護に直面している従業員に対してのメンタルヘルスの改善を行なっています)

メール:andring.care@gmail.com

投稿者プロフィール

安藤貴世
安藤貴世
産業ケアマネ1級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護福祉士
介護支援専門員
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 コンサルタント