介護とジェンダーを考える
新潟出身者らしく、スキーが得意、お酒大好き!
新潟県長岡市の産業ケアマネ
川上洋平です
近年の社会状況の変化の流れで
「介護は女性がするもの」という認識のままでは
企業や家庭、そして地域も持続不可能な未来が待っているかもしれません
介護は女性の仕事じゃない
日本の未来を担う全ての人の役割だ
「介護は女性がするもの」という文化的な認識を超え
誰もが平等に介護の役割を担う社会へと変わることが
日本の未来を切り開くカギです
介護を性別に限定せず
社会全体で支え合うことで
日本の経済はより強く
持続可能なものとなるでしょう
経済成長や企業の成長には、ジェンダー平等が不可欠です
すべての人が支え合い
多様な視点を取り入れることで
未来の日本はさらに飛躍することができるのです
ジェンダーギャップ・バランス
日本の「ジェンダーギャップ・バランス」は毎年世界経済フォーラムが発表している男女間の格差の度合いであり、
男女の政治・経済・教育・健康における平等を評価指数です
日本は2022年、世界125カ国中、116位
2023年は125位、2024年は118位であり
下位横ばい傾向が続いています
内閣府 男女共同参画局Webページより
他の先進国と比較してジェンダーによる
様々な分野で差があります
介護においても“差”があります
介護は女性がするものという文化や認識がこれまでの我が国では当たり前のことでした
介護を女性が担うことによる経済への影響
介護が女性の役割として固定化されている現状は経済全体に負の影響をもたらす可能性があります
介護のために多くの女性が労働市場から離脱し少子高齢化で深刻な労働力不足がさらに悪化します
その結果、企業は重要な人材を失い、経済成長の機会を逃します
(出所)介護離職の現状と課題 株式会社 大和総研 政策調査部 石橋 未来 2019年1月9日
また、介護のためにキャリアを中断せざるを得ない女性が増えると
彼女たちが持つスキルや知識が企業や社会に還元されなくなります
これは、企業の競争力を低下させ、イノベーションの停滞を招く要因となります
多様な視点が欠けた職場環境では、画期的なアイデアが生まれにくく、企業の成長にもブレーキがかかるでしょう
さらに、「介護は女性がするもの」
という固定観念が強く残る社会では
男女間の不平等が固定化されます
これにより、女性の社会進出が阻害され
経済活動への参加が制限されることになり長期的には経済全体の活力を損なうリスクがあります
産業ケアマネの活用で働きやすい職場環境を構築
従業員の仕事と介護の両立支援や介護離職防止への取り組みをきっかけに
企業が取り組むダイバーシティ&インクルージョンに産業ケアマネをご活用ください
介護をしながらでも誰もが働きやすく
持続可能な地域を作っていくことは
これからの企業経営における社会的責任となります
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careplan.himawari.yohei@gmail.com
産業ケアマネ、ワークサポートケアマネジャー
川上洋平
投稿者プロフィール
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合同会社Sunflower ケアプランセンターひまわり 主任ケアマネジャー
産業ケアマネとして、仕事と介護の両立支援担当
介護福祉士 認知症介護実践指導者 健康運動実践指導者 NSCA-CPT
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