仕事と介護の両立支援~ケアマネジャーとしての心得とは?~

仕事と介護の両立支援の大切さを届けたい
産業ケアマネの岡田和子です(*^^*)

vol.47

今回のテーマは?

 

仕事と介護の両立支援~ケアマネジャーとしての心得とは?~

 

 

3/19(水)ケアマネジャーの勉強会で仕事と介護の両立支援研修をさせていただきました。

私がケアマネジャーのみなさんに伝えたかったこと

利用者と働く家族にも目を向けてほしい

下記の内容についてお伝えと意見交換を行いました。

日頃から、家族への支援も行っているケアマネジャーのみなさんから、いろんないい意見が出ていました。話し合う場があると、「仕事をしている家族へのかかわりが、『仕事と介護の両立支援』になっているのだと改めて気づきになった」とのご意見もありました。

 

 

 

ケアマネジャーは、担当する高齢者の方の支援を行いますが、まわりで支えてくれている家族ともかかわりながら相談援助を行っていきます。

ケアマネジャーから見ると、主役は担当する高齢者

ですが、まわりでかかわってくれている家族がいるから、お父さん、お母さん等自宅で生活できているということがあります。

例えば、物忘れが進んできたけど、声かけや手助けで生活ができている方、食事の準備はできないけど、家族が作ってくれる食事を食べている方、ベッドの周りなら動けるけど距離が出てくると不安定で付き添いが必要な方等…。

もし、お父さん、お母さん等がデイサービスに行ってくれないと仕事に行けない状況になっているとき、「行きたくない」と言われてしまったらどうしたらいいのでしょう?

そんなとき、ひとりで悩んでいる家族に気づいてあげれていますか?

ケアマネジャーは、どのようにしたらお互いにとって良い方法になるか、いっしょに考えてくれる存在です。

もしかしたら、そのときは何も手立てがないかもしれない。

それでも時間をかけて、それぞれの想いを汲み取り、気持ちのすれ違いの修正やかかわる人たちのチームでいっしょに考え、いろんなアイデアから功を奏することがあります。

いっしょに考えてくれる人がいると、ひとりじゃないと思えます。

 

私がなんとかしなきゃ!から心がゆるむとき

 

ケアマネジャーは、利用者の支援と家族の仕事や生活に関する相談もできることを伝えておくことが大事です。

介護のこと以外の仕事や生活の相談もしてもらって大丈夫ですよ

あなたが介護者だったら、このように言われたらどう思いますか?

私がなんとかしなきゃ!と思い詰めている糸がゆるみませんか?

 

子育てで学んだエピソード『寄り添い・聴く・声かけ』

 

私が双子の子育てをしているとき、一日元気に病気をせずに過ごしてくれることが喜びでした。反面、張りつめた気持ちでいてたのを想い出します。時間ごとにやることがあり、子どもたちの生活リズムを保つためにも隙間時間で家事全般をこなす、どんなに頑張っても子どもたちは病気をしてしまう。うまくいかないと自分を責め、やりどころのない気持ちを抑えていました(ときに夫に想いをぶつけていたことも…)。

そんなとき、保健師さんが自宅訪問してくれました。多胎児ということで訪問してくれたようです。

お母さん、どうですか?大丈夫ですか?

がんばりすぎなくていいからね

心がゆるんで、涙をこらえるのに必死でした。

あたたかい言葉に励まされましたね。

社会福祉を大学で学んできて、寄り添う、話を聴く、あたたかい声掛けについて知っているつもりだったのですが、こういうことなんだと体感した瞬間でもありました。

 

これは介護も共通だと思います。

初めて介護をすることになった方が、なにをどうしたらいいのかわからない。

そんなときに、寄り添い、話を聴き、心のこもった言葉をかけてくれるケアマネジャー等がいると、ホッと心がゆるみ、ひとりじゃないと思えますね。

 

介護離職をせず、仕事と介護の両立をしていく働き方

 

介護離職をせず、仕事と介護の両立をしていく働き方を国や社会は発信し続けています。

しかし、なかなか届かない…。

どうすれば届くのか?

私たち産業ケアマネができることを常に発信し続け、企業様とかかわらせていただき、介護に悩む従業員の方をひとりでも多く救うことができればと考えています。

働いている現場に産業ケアマネがかかわらせていただき、話をお聴きし、どのように仕事と介護を両立していけばいいか、個別面談を行っています。

仕事と介護の両立支援セミナーを開催し、わかりやすく仕事と介護の両立支援制度や介護保険制度についてお伝えしています。

企業内で介護に関する課題について、アンケートによる実態把握調査も行っています。

 

そのような中
ケアマネジャーができること

担当する利用者とかかわる家族にも目を向け支援することです

 

お仕事と介護のバランスはうまくいっていますか?

介護のこと以外の仕事や生活の相談もしてもらって大丈夫ですよ

 

ケアマネジャーは日々の相談援助の中で声掛けをしながら、介護者である家族がホッとできるよう支援していくことが大切です。

 

普段はケアマネジャーとして動いている身として、今一度ご家族の話に耳を傾け、あたたかい言葉をかけれるよう精進してまいりたい所存です。

 

最後に・・・ 

仕事をしながら介護をしている方へ

仕事と介護の両立は、容易いことではありません。

どうか、まわりを頼ってください。

まずは、相談する勇気です。

あなた自身の人生も大切にしてほしい。

そう願っています。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

ブログを2024年5月から2025年3月まで毎週火曜日に配信してまいりました。
お付き合いくださったみなさま、ありがとうございました。
次なる産業ケアマネにバトンタッチいたします。
引き続き、産業ケアマネのブログをよろしくお願いいたします。

 

産業ケアマネ

岡田和子でした(*^^*)

 

産業ケアマネは企業と連携して
従業員の方が
仕事と介護の両立をできるよう支援いたします。

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企業とともに伴走支援いたします。

お気軽にご連絡ください!

 
ekubolabo@gmail.com エクボラボ相談室

投稿者プロフィール

岡田 和子
岡田 和子
ケアマネジャーを紡ぐ会 大阪支部長
産業ケアマネ2級
主任ケアマネジャー
社会福祉士
メンタルヘルスマネジメント
ヨガセラピスト
THP心理相談員
ホームヘルパー2級 他
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