介護離職防止のチーム力を上げる
仕事と介護の両立の大切さを届けたい
産業ケアマネの岡田和子です(*^^*)

vol.43
今回のテーマは?
介護離職防止のチーム力を上げる
親や家族の介護は、ある日突然始まることが多いです。
どこかで、親の老後について気になったことがあるのではないでしょうか?
久しぶりに帰省したとき、電話で話をしたとき、家でこけたと聞いたとき、頼んだことを忘れていたときなど・・・
シチュエーションはいろんなところで訪れます。
親の介護は、個人の問題なのでしょうか?
早い段階で話をしていれば…
親の介護が始まったとき、みなさんは周りの人に相談できますか?
家族、兄弟、親戚、会社の同僚、上司、部下、地域の相談機関など・・・
まず、悲観的に捉えてしまいませんか?
「なんで、こんな大事なプロジェクトを抱えているときに、親の介護が始まるんだ…」
「子どもの大切な大会を控えているのに、このタイミングに親の介護だなんて…」
相談した相手からいい返事がないと、「もういい、自分で何とかする」と心を閉じてしまう、そのようなことはないですか?
みなさん、子どもとしての責任を果たしたい、そのような思いになると思います。
そう思ってくれるのは、親からしてもうれしいことです。
だからと言って親の立場からすると、大切なことを犠牲にしてまで、自分のことをみてほしいと思うでしょうか?
相談できる環境づくり
当事者となる従業員は、企業内で相談した相手の返事によって、今後の仕事の続け方に悩んでしまいます。
一緒に考えるスタンスの返事なのか、声のトーン、雰囲気・・・。
相談する従業員も、迷惑をかけてしまうということは、百も承知です。
相談入口で不快に感じると、「もう仕事を続けられない」という答えに近づいてしまいます。
コミュニケーションツールで話しやすい雰囲気に
現代において、コミュニケーションの取り方が、リアルに対面して取る方法、電話、メッセージツール、オンラインツール等、さまざまな方法が選択できるようになりました。
だからこそ、コミュニケーションがとりにくいと感じる人もいますし、気が楽になったという人もいるかと思います。
相手に合わせたコミュニケーションツールを使い、初回相談のときはとにかく「相談してよかった」と思える雰囲気づくりをすることが大切です。
いつかくる親や家族の介護。
助け合える仲間がいて、「お互い様」と言い合えると、心から和みますよね。
まとめ
育児介護休業法が令和6年に改正され、令和7年4月に施行されます。
・介護休業・介護両立支援制度等に関する相談体制の整備『相談窓口の設置』
・介護休業・介護両立支援制度等に関する研修の実施
・自社の労働者の介護休業取得・介護両立支援制度等の事例の収集・提供
・自社の労働者へ介護休業・介護両立支援制度等の利用促進に関する方針の周知
いずれか実施することが義務化されます。
できれば、複数できることが望ましいです。
自社ですることが難しい、どう取り組んだらいいのかと悩んでいる企業様、
私たち産業ケアマネが伴走支援いたしますので、お気軽にご相談ください。
産業ケアマネの岡田和子でした(*^^*)
産業ケアマネは企業と連携して
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投稿者プロフィール

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ケアマネジャーを紡ぐ会 大阪支部長
産業ケアマネ2級
主任ケアマネジャー
社会福祉士
メンタルヘルスマネジメント
ヨガセラピスト
THP心理相談員
ホームヘルパー2級 他
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