認知症 どんなイメージ?

介護の学び場

愛知県一宮市の産業ケアマネ
浅井 貞美 です

今回は
奇数月の第1土曜日に
開催している 
茶話会のお話をします

お題は「認知症」

はじめに
「認知症」のイメージを
それぞれ頭に浮かべてもらいました


80歳代のおかあさん
認知症にだけはならないぞ!
お仲間と  
日々、認知症予防に頑張っています

息子・娘世代
親の介護をされている方
そろそろ親が心配な状況になってきた方
認知症専門のデイサービスで働いていた方
さまざまなご状況の方がご参加です

孫世代
祖父の介護に苦労している母を
間近で見ながら心配しています

認知症があっても

基礎知識についてお話した後

身体が覚えていることや
その人の本質的な部分は残っていて


認知症があっても
得意なことで活躍している人は
たくさんいらっしゃいますよ
と、お話ししました

それをきっかけに

認知症対応型デイサービスでの
エピソード
家族の症状や行動に抑えきれない
介護者の感情など

参加者の方々が思い思いに
体験を話したり
質問が飛び交ったり盛り上がりました

80歳のおかあさんは
「話を聞いて、ますます
 認知症になるもんかと思った」って
・・・ほっこりする話をしたつもりなんだけど

息子さんにありがち

母が自分の物忘れを心配して
専門病院に行ってこようかなと言っていました

1人の男性がお話されました

娘さんグループ
「お母さま、病院行かれたんですか?
 どうでした?」

男性
「少し前に、そう言っていましたが
 それから電話もしていないし、
 行ってきたら自分から電話してくるんじゃないですか?」

参加された他の男性も
自分から
確認の電話はしないと全員同じ意見でした


そのままでは時間が経過し
放置されてしまう可能性があります
その息子さんも
心配があり、今回の会に参加されていました

思っているだけでなく
声に出して行動しましょう


後日談
帰ってからお母さまにお電話されたそうです

話題は介護保険制度に

高い介護保険料を払っているから
いざ サービスを利用するときには
お金はいらないと思った

このように思われている方も
少なくありません

40歳になった月から
介護保険料の支払いが始まります

今回の会をきっかけに
介護保険料などのことを
調べて、正しい知識を持とう
無関心ではダメだよねと感想をいただきました

介護のこと
無関係ではありません

企業でも
40歳になる方を対象に
介護保険のことを学ぶ必要があると
思います

(厚生労働省ホームページより)


セミナー、勉強会の出張
お引き受けします


投稿者プロフィール

浅井貞美
浅井貞美
株式会社ビーメディカルにおいて産業ケアマネとして活動中。
看護師歴 10年
大学病院、内科・整形外科クリニックなど
ケアマネジャー歴 17年
居宅介護支援事業所管理者14年
主任介護支援専門員
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 0期卒業生
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