2026年の両立計画②年末年始で乱れがちな“心と生活リズム”を整えるセルフマネジメント
兵庫県で活動している 産業ケアマネの 片岡です。
年末年始はどうしても生活リズムが乱れがち。
帰省・家族行事・仕事納めの疲労・年明けの準備…。
いつもと違う生活リズムの中、気づかないうちに 心と体のバランスが崩れやすい時期でもあります。
特に、仕事と介護を両立している人は “がんばりすぎスイッチ” が入りやすく、そのまま新年を迎えると、1月半ばでエネルギー切れ…なんてことも。
今回は、無理なくできる セルフマネジメントの整え方をまとめました!
まずは「疲れ」を自覚してみる
仕事と介護を両立している人ほど、「私より大変な人がいる」「まだやれる」と、自分の疲れをスルーしがち。
でも、これこそが年明けに調子を崩す大きな原因です。
・睡眠が浅い
・集中力が低い
・小さなことでイライラする
・休日でも気が休まらない
こんなサインがあれば、体も心も “休みたい” と言っています。
まずは自分の状態を客観的に認めることから始めましょう。
年明けに整えるべきは「生活の3本柱」
生活リズムを一気に戻す必要はありません。
次の 3つの柱 を整えることを意識してみましょう!
① ねむりを取り戻す(最優先!)
仕事と介護を両立する土台つくりである体調管理に睡眠は欠かせません。
年始の1〜2週間だけでも、
・就寝時間を毎日+15分早める
・寝る前のスマホ時間を短くする
・夜中に考え事をしない“ルール”を決める
など、小さな工夫で体調は大きく変わります。
② 情報の洪水を止める
年末年始は家族・SNS・ニュースなど、情報量が急増します。
特に介護に関する悩みは、情報を見れば見るほど迷いが増えることも。
・情報を見る時間を“1日20分まで”にする
・家族とのLINEは“必要な連絡だけ”を先に送る
・今すぐ判断しないことは「1週間保留リスト」としてまとめておく
情報を減らす=心の負担も減らす、です!
③ 自分の時間を“5分だけ”確保する
両立している人ほど、「自分の時間なんて贅沢」と思いがちですが、これは逆です。
たった5分でも
・深呼吸する
・温かいお茶を飲む
・何も考えない時間を持つ
・外の空気を吸う
など、短い休息が“判断力”と“気持ちの余白”を取り戻します。
■ “ずっと頑張らなくていい”という視点を持つ
介護は長期戦。
仕事との両立となれば、なおさら 「継続できるペース」 の確保が大切です。
支援の現場でも、頑張り続ける人ほど急に限界が来るという傾向があります。
だからこそ、
・休むこと
・助けを借りること
・ゆるめること
これらは 両立の技術 です。
■ セルフマネジメントは“来年を迷わないための準備”
心と生活リズムが整っているだけで、
・仕事の判断力
・家族とのコミュニケーション
・介護の段取り
・心身の回復力
すべてが底上げされます。
「なんとなく疲れたまま年を越す」のと、「自分のペースに戻して年を始める」のでは、3月・4月の体調が大きく変わってきます。
セルフマネジメントは、特別なものではありません。
“ちょっと立ち止まる習慣” が、あなたの来年の両立を支えてくれます。
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私、産業ケアマネ 片岡 は
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援。
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
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投稿者プロフィール

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産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設
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