プレゼンしてきました!従業員が本当に使いたくなる両立支援相談室とは

兵庫県で活動している 産業ケアマネの 片岡です。

5月から受講していた講師養成のための講座の最終発表で、自分のセミナーをプレゼンする機会がありました。

テーマは「従業員が”本当に使いたくなる”両立支援相談室のつくり方」。

          ドキドキのプレゼン大会!

これまで現場で感じてきた課題を、どうすれば“企業の力”に変えられるかを考え続けてきた私にとって、このテーマを形にできたのは大きな一歩でした!

多様化する働き方が求める「支える仕組み」

少子高齢化や働き方の多様化が進む今、介護・子育て・病気・家族のケアなど、働く人が抱える事情は人それぞれです。

共通しているのは、「安心して相談できる環境(場所)があるかどうか」が、働き続けられる力を左右するということ。

制度や規程を整えるだけでは、従業員の不安は解消されません。
“相談できる仕組み”を社内にどう持つか――。
ここに、これからの企業に求められる両立支援のポイントがあります。

制度だけじゃない、「つなぐ相談室」という視点

“本当に使いたくなる相談室”とは、制度のコピーを渡して終わりの場所ではありません。
相談者の状況を整理し、必要に応じて専門家の支援につなぐ“ハブ”のような役割を果たす相談室です。

たとえば、親の介護が始まった従業員に、介護休業の説明や手続きをするだけでは十分ではありません。
重要なのは、“仕事との両立のための制度”として、どのように制度を活用できるかまで支援することです。

そのためには、従業員に丸投げせず、相談室で「どう使うか」を一緒に考え、具体的な復帰のイメージまで整理して伝えることが大切です。

つまり、制度を“使える状態”に変えるのが相談室に必要な力なんです!

相談室が生む“信頼”と“安心”

そんな相談室が社内にあると、従業員は「困ったらまず会社に相談しよう」と思えるようになります。

両立支援は特別な人だけの話ではなく、誰もが直面するかもしれない“当たり前の職場のテーマ”。
相談室が“制度を超えて支える仕組み”として機能すれば、従業員の安心だけでなく、企業の信頼や人材定着にも確実につながります。

“相談したらなんとかなる会社”を増やしたい

私が考える「従業員が本当に使いたくなる両立支援相談室」とは、必要な時に専門家とつながり、制度と現実の“すき間”を埋める支援をする場所。
そして「ここなら相談できる!」と思える、安心の起点になる場所です。

産業ケアマネとして、企業と従業員の“両立を支える仕組みづくり”を広げるために、「両立支援の第一歩を知りたい」「社内で相談体制を整えたい」企業様向けに、実践事例を交えたセミナーや研修も行っています。

ぜひお気軽にご相談ください(^^)/

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私、産業ケアマネ 片岡
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
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投稿者プロフィール

片岡芳美
片岡芳美
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設