プレセミナーに刺激を受けて――学生時代を思い出す
兵庫県で活動している 産業ケアマネ 片岡です。
私は現在、より良いセミナー講師となるべく勉強中です。
先日、その同じ養成講座に通うお仲間さんがプレセミナーをしてくださり、受講しました!
テーマは「教員免許を目指す大学生の介護体験オリエンテーション」。
実際にセミナーを聴き、さらに他の受講生からのフィードバックも聞けて、とても勉強になりました。
そして、素敵な発表を聞いて、「こんなオリエンテーションを受けられる学生さんは幸せだなあ」と、ちょっぴり羨ましくなってしまいました!
学生時代、実習生だった自分を思い出す
そんな中でふと思い出したのが、自分が学生だった頃のこと。
20数年前、19歳の私が初めて行った実習先は、特別養護老人ホームでした。
実習初日、指導員の方にいきなりこう聞かれました。
「高齢者ってどんなイメージ?」と。
私たち学生は、口々に「優しい」「穏やか」「かわいがってくれる」など、明るい答えばかり。
でも、そのあと返ってきた言葉にびっくり!
「全然違う。とにかく厳しくて頑固よ。よく覚えておきなさい!」
実習ではお声かけの仕方で注意を受けたり、利用者さんとの関わり方に戸惑ったり。
うまくいかないことばかりで、19歳の私の帰り道はしょんぼりしっぱなし。
でも最初に指導員のありがたい“洗礼”を受けていたおかげで様々なことを受け止められ、なんとか乗り越えることができたと思います。
厳しさも含めて教えてもらったこと
振り返れば、あの実習先では厳しさも優しさも、現実も理想も、すべてを見せてもらいました。
つい学生には明るい部分だけを見せたくなるけれど、厳しさも含めて伝えてもらったからこそ学びが深かった。
今になって、その経験がどれほどありがたかったかを実感します。
どんな現場も同じかもしれませんが、介護現場のリアルも同じ。
ときに厳しくて、理想通りにはいかないことも多い。
でも、だからこそ、そのリアルに触れることで学びが深くなり、次の一歩につながっていくものだと思います。
私自身も“リアルだからこそ伝わること”を大切に、今後も活動していきたいと改めて思う時間になりました!
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私、産業ケアマネ 片岡 は
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援。
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
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投稿者プロフィール

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産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設
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