実家に帰省するタイミングでできること

みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネして活動している山﨑です。

いよいよ4月も終わりますね。

この時期は

「ゴールデンウィークに、息子が帰ってきてくれるんですよ」

「娘が、孫たちを連れてきてくれるって」

そんな嬉しそうなお話を、ご利用者さんたちからたくさん聞きました。

声のトーンが、いつもよりちょっと明るくて、

心の中までポカポカ温かくなっているのが、伝わってきます。

離れて暮らしていると、顔を合わせる機会はどうしても限られてしまうけれど、

こうして時々でも会えることが、どれほど心の支えになっているか。

そばで見ていて、私もあらためて感じさせてもらいました。

でも、遠距離だからこそ、介護に悩むご家族もたくさんいらっしゃいます。

「何かあったとき、すぐに駆けつけられないかもしれない」

「もっと力になりたいのに、できることが限られていてもどかしい」

そんな想いを抱えながら、日々支え続けている方たちがいます。

だからこそ今日は、

離れていてもできること

そして、無理せず続けるコツを、少しだけお伝えしたいと思います。



遠距離介護を続けるための3つのコツ

1.現地に「信頼できる人」をつくる

小さな変化に気づくには、近くで見守ってくれる人が欠かせません。

ケアマネジャーやヘルパーさん、ご近所の方など、頼れる人たちとのつながりを、ぜひ作っておきましょう。

2.定期的な「情報交換」と「さりげないコミュニケーション」

「何も変わりないよ」という一言でも、お互いに安心できるもの。

電話やビデオ通話など、無理なく、自然に、こまめにやりとりを続けていけるといいですね。

3.支援サービスを「上手に頼る」

デイサービスやショートステイ、配食サービスや見守り機器。

いろんなプロの力を借りるのは、決して手抜きじゃありません。

家族みんなが無理なく笑顔でいられるために、使えるものはしっかり使っていきましょう。

帰省を心待ちにしているご利用者さんたちの笑顔に、「離れていても、ちゃんとつながっているんだなぁ」そんなことを、しみじみと感じた4月の終わりでした。

これからも、できる範囲で、無理なく続けられる介護を、一緒に考えていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、

今日も素敵な1日になりますように!

投稿者プロフィール

山﨑理央
山﨑理央
介護現場18年
株式会社介護屋山﨑 代表取締役
奈良県介護支援専門員法定研修講師
一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会 奈良支部長
詳しいプロフィールはこちら