キャリコン講座の課題をやってみた。〜自分のキャリアを見つめ直す機会〜
兵庫県で活動している 産業ケアマネ 片岡です。
現在、私はキャリアコンサルタント資格取得のための養成講座を受講しています。
その中で「キャリアコンサルタントとしての私の課題」というテーマでレポートを作成する課題が出されました。
自分のキャリアや「ありたい姿」について、立ち止まって考える機会って意外と少ないものですよね。
私も今回、キャリアコンサルタント講座のレポート課題を通して、自分のこれまでとこれからをじっくり見つめ直す時間を持ちました。
私のキャリアの原点と転機
私はこれまで、介護業界で20年以上にわたり現場業務に従事してきました。
介護職からスタートし、相談員、介護支援専門員として経験を積んだ後、マネジャー職として最大12事業・従業員200名規模の運営管理に携わってきました。
その中で、「働く人が安心して働ける環境を整えること」が、組織にとっても本人にとっても非常に重要であることを痛感!
これらの経験をもとに、産業ケアマネとして『仕事と介護の両立支援』に特化したコンサルティング業を展開したいと考えました。
キャリアコンサルタントを学ぶ理由
仕事と介護の両立支援では、制度や福祉の知識だけでは対応しきれない場面が多々あります。
たとえば、親に対する感情や関係性、そして今後の働き方に対する不安やキャリアの選択肢…など、極めて個別性が高く、正解が一つではありません。
こうした悩みに向き合うには、「その人自身がどう生きていきたいのか」という根本に寄り添うことが大切です。
つまり、介護とキャリアは切り離せないということ。
そのためには、私自身が対話を通じてクライアントの気づきを引き出せる支援力を磨いていく必要があると感じています。
課題とこれからの私
現在の私の課題は、「答えを提示する支援」から「気づきを引き出す支援」への転換です。
これまでの私は、対応策を提案する支援に偏っていたと気づきました。
それだけではクライアントの本質的な納得や前向きな意思決定にはつながらないこともあると実感しています。
今後は、「傾聴」「受容」「問いかけ」の力を高め、より丁寧に個々の価値観や思いを引き出す対話力を養う必要があります。
介護支援の経験を土台にしつつ、「その人らしい働き方」や「自己実現」に伴走できる支援者として、さらに成長していくつもりです。
介護や福祉に関するガイダンスとキャリア支援の両方ができる専門家として自分自身のキャリアをさらに広げ、より多くの人の支えになれる存在を目指していきます!
おわりに
「キャリアコンサルタントとしての私の課題」というテーマは、単なるレポート課題ではなく、自分自身の働き方や支援のあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。
「仕事と介護の両立支援」というこれからますます求められる分野において、制度と対話の両面から支援ができる存在を目指し、誰もが安心して働ける社会の実現に貢献していきたいと思います!
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私、産業ケアマネ 片岡 は
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援。
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
企業代表者様、人事担当者様、お気軽にお問い合わせください!
mail:ryoritsuakashi@gmail.com
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投稿者プロフィール

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産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設
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