必然の出逢い
仕事と介護の両立支援の大切さを届けたい
産業ケアマネの岡田和子です(*^_^*)

vol.42
今回のテーマは?
必然の出逢い
今回、私事の話をさせてください。
義母の物忘れが増えてきて、義父のケアマネジャーに介護保険の申請のことで相談したいと考えていました。
「どこかのタイミングで連絡をしよう」
そう考えていたのですが、なかなかできず・・・。
しかし、ある日突然そのタイミングがやってきました。
それは、先日地域で開催された事例検討会。
ケアマネジャーは、自業務のスキルアップをするために、事例検討会で意見を出し合い、引き出しを増やしていく学びを行っています。
テーブルごとのグループで、まずは自己紹介。
事業所名とお名前をお聞きして、「あれ?どこかで聞いたことがある事業所だな。もしかして…」
メモしていたものを探すと、相談したいと思っていた、義父の担当ケアマネジャーでした。
グループディスカッションが続き、終わってから話をしようと思っていたのですが、
「次の退院前カンファレンスに行かないといけないのでお先に失礼します」と立ち上がろうとされ、
ちょっと待ってと言わんばかりに、ひそひそ話で
私「岡田○○の長男の妻です。義母のことで相談がしたいので、近日お電話します」
ケアマネジャー「はい、わかりました」
笑顔で会釈して退室されました。
翌日の夕方…
担当の利用者様のお宅へ訪問が続き、ようやく夕方を迎えた頃、
そろそろ電話をしようと思っていた頃に、義父の担当ケアマネジャーからの電話でした。
そのケアマネジャーはとても感じよく、しかも私のことをご存知でした。
2024年5月、地域の居宅介護支援連絡会でみなさんの前で行った挨拶と北九州で開催の介護離職防止フォーラムの告知をしたときに、司会をされていたのがそのケアマネジャーで、挨拶が印象に残っていたようです。
義父は、2024年夏に圧迫骨折をして入院。その時に介護保険申請をして、退院後そのケアマネジャーが担当になりました。
夫の実家には家族写真が飾ってあり、そこに写っている私の姿を見て、「あの岡田さんだ」と思ったそうです。
義父も「そうや、ケアマネジャーをしてんねん」と私のことを話していたそうです。
なので、事例検討会のときのグループで一緒になったときに、私のことに気づいていたようです。でも、あえて声をかけないでいたのでしょうね。
電話で、日頃の義父の様子などを教えてくださり、しっかりしているように見えて、義父も受診日を忘れてしまうなど物忘れがみられているようです。
今回の本題のことで私から、「実は義母の物忘れがみられるようになり、介護保険の申請をお願いできればと思いまして」とお伝えすると、「いいですよ。お母さんと話して、申請するようにしますね」と快く引き受けてくださいました。
安心感
電話でしばらく話をして、このケアマネジャーだったら安心だと感じました。
話し方、かかわり方、考え方…、いろんなものが伝わってきて、義父も義母もこの方がいてくれたら安心だと思えました。
介護サービスは、状態の変化で事業所が変わっていくことはあり得ます。
例えば、元気なうちは、運動型のデイサービスに通所していても、一人で歩くことが困難になっていったら、ゆっくりと過ごせるデイサービスに変更したり、ショートステイを利用するなど、場合によっては入所サービスを利用など状態によって変わっていきます。そうなると、かかわる事業所、職員も変わっていきます。
しかし、ケアマネジャーはなにかない限り、最初から最後までずっと伴走していくことができます。
余計なことは言いすぎず、共に行動する姿勢
自分がケアマネジャーとして仕事をしていますが、家族の立ち位置からケアマネジャーとかかわると、新たなことに気づかされます。
今度は、義父と義母の介護。
さすがに、夫は親の変化に動揺している時期もありました。
産業ケアマネとして仕事と介護の両立で行う個別面談を時間かけて実施。
今では、現実を受け止めつつ、上手に両親とかかわっています。
余計なことは言いすぎず、共に行動する姿勢。
私が父母の介護をしているときとは、雲泥の差です。
義父、義母とも過介護がすきではない方なので、介護保険サービスをうまく利用して、夫のきょうだい、子どもたちもほどよい程度にかかわってもらいながら、やっていけたらと思います。
なんといっても、『仕事と介護の両立』していくことが大切ですからね。
まとめ
しかしながら、アンテナを立てていると、偶発的なことが起るものですね。
見えないものに守られていると感じます。
これまでお世話になった義父、義母のサポートを陰ながら行っていければと思います。
産業ケアマネの岡田和子でした(*^^*)
産業ケアマネは企業と連携して
従業員の方が
仕事とカイゴの両立をできるよう支援いたします。
実態把握のアンケート
介護セミナー
個別相談
従業員の抱えるカイゴに関する課題ついて
企業とともに伴走支援いたします。
お気軽にご連絡ください!
ekubolabo@gmail.com エクボラボ相談室

投稿者プロフィール

-
ケアマネジャーを紡ぐ会 大阪支部長
産業ケアマネ2級
主任ケアマネジャー
社会福祉士
メンタルヘルスマネジメント
ヨガセラピスト
THP心理相談員
ホームヘルパー2級 他
詳しいプロフィールはこちら
最新の投稿
コラム2025年3月4日仕事と介護を両立する方をサポート
お役立ち情報2025年2月25日介護離職防止のチーム力を上げる
コラム2025年2月18日必然の出逢い
コラム2025年2月11日ハプニング