ハプニング

仕事と介護の両立支援の大切さを伝えたい!
産業ケアマネの
岡田和子です(*^ ^*)

vol.41

今回のテーマは?

 

ハプニング

 

今までであれば起こらなかったことが、突然起こってしまう。
その場合、どのように対応しますか?

高齢になっても、いつまでも自分でできれば、ご本人もご家族も安心です。
しかし、多くの方は、なんらかのところが低下していきます。

身体機能、認知機能、感情を調整する機能など

毎日会っていない場合、ひょんなところで、親の機能の低下に気づきます。

 

不安にどう対応するか

 

高齢で認知機能の低下があり、かなり不安を感じているとき、どう対応するといいのでしょうか?

・可能な限り当人のペースに合わせる
・余計なことを言わない

これがうまくいく方法のひとつだと思います。

いろいろ言いたくなる気持ちもわかります。

例えば、計画を立てているのに、その通りに行かない。
こっちにも時間設定があるのに、わかってくれない。

いろんな感情が沸き上がってきます。

しかし、認知機能の低下がみられているときは、いかにその方が安心感をもって、次の行動に移せるかを考えるほうが良いのではないかと考えます。

 

直接支える人を支える人

 

直接かかわっている人は、自分の感情とはちがう言動で伝えないといけないこともしばしばです。

例えば、時間が迫っているから速くしてほしい。だが、当人は動きたくない。

「速くして!」と言いたい気持ちを抑えて、「そろそろ行こうか?」と伝えたり、気が向くような声掛けをして、なんとか気持ちよく行動に移してもらえるように対応します。

このような場面を繰り返すと、ストレスが溜まっていきます。

そんなときに、ねぎらいの言葉をかけてもらえると、心の重責が緩みますね。

家族の中であれば、夫が関わっているなら妻や子どもが労いの言葉をかけてくれると、心が回復します。

会社で介護をしていることを知ってくれていて、気軽に話せて、ねぎらいの言葉があると、仕事にも張りが出ますよね。

ねぎらいの言葉が心を回復させる理由は、いくつかあります。まず、ねぎらいの言葉は、あなたの努力や苦労を認めるものであり、それが感情的なサポートになります。また、人間は社会的な存在であり、他人とのつながりを感じることで安心感や満足感を得られることが多いです。

さらに、ポジティブな言葉は脳内の化学物質、特にドーパミンやオキシトシンの分泌を促進し、気分を向上させる効果があります。ねぎらいの言葉は、あなたがひとりではないこと、誰かがあなたを気にかけていることを思い出させてくれます。

アンテナを立てる

 

『こんなときにどうしたらいいだろう?』とアンテナを立てておくと、情報がヒットするようになってきます。

そうすることで、いろんな情報の引き出しが増えていきます。

これが、いざというときに役に立つのです。

 

まとめ


一時期、ハプニングや大変なときがやってくることがあります。

そのような中、共感してくれる人がいて、ひとりじゃないと思えると、安心感が増していきます。

家族内や企業内で気軽に話ができ、語り合える環境があると、ホッとしますよね。

ハプニングは起こるものと想定して動くと、誰も傷つきません。

あとで、「そんなこともあったよね」と笑いにかわるときがやってきます。

笑いにかわる介護、そうありたいですよね。

 

産業ケアマネの岡田和子でした(*^^*)

 

 

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投稿者プロフィール

岡田 和子
岡田 和子
ケアマネジャーを紡ぐ会 大阪支部長
産業ケアマネ2級
主任ケアマネジャー
社会福祉士
メンタルヘルスマネジメント
ヨガセラピスト
THP心理相談員
ホームヘルパー2級 他
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