個別面談で感じたこと

みなさん、
こんにちは。

産業ケアマネの山﨑です。

本日は従業員様との個別面談で感じたことを書きたいと思います。

80代のご両親を持つこと

ご両親が遠距離の実家で生活されている方からのご相談。

皆さんは80代のご両親をイメージすると何を考えますでしょうか。

・車の運転は大丈夫かな
・買い物に行けているかな
・掃除はちゃんとできているだろうか
・体調は大丈夫かな

などなど想像されますでしょうか。

またその他、
・転倒や骨折のリスクの増加
・認知症発症のリスクの増加
・生活習慣病の進行リスク
・誤嚥性肺炎のリスク
・社会から孤立するリスク

などが高まると考えられます。

従業員も家族として、
ご両親のことを考えているんです。
考えるから悩むことができる。
心配するから悩むことができる。
大切な人だから悩むことができるんです。

悩むことは全く悪いことではありません。


実家に帰らないと行けないのか

ご両親が遠方に住んでおり、
自分がすぐに駆けつけられない距離にいる。

このまま実家に帰らなくていいのか。

切実な悩みだと感じます。
これまで気づいてきたキャリアを捨てて実家に戻る。

できればこのままキャリアを積み上げたい。

やりがいのある仕事を継続したい。

でも、
老いていく両親のことを考えると

親を放っておいていいのか。

こんな葛藤を抱えられる方が大勢おられます。

どのような結論になるかわかりませんが、
悩んで悩んで悩んだ末に導き出された結論であってほしいと願うと同時に、
その大前提としてまずは自分を大切にした結論であってほしい。

そのように考えます。

介護に従事しているとよく起こりますが、
自分が満たされていないと

大声を出す。
手をあげる。
など

追い詰められてしまう方が大勢おられます。

良かれと思った決断が

後悔に繋がってしまうものが介護です。

介護は時に残酷です。

でも、
介護に備えることで介護の未来は変えられると考えます。

ぜひ、このような結末に陥らないように
介護との向き合い方を一緒に考えませんか。

1人で考えるより、
誰かと一緒に考えるほうが、きっといい答えが見つかります。

それでは、
今日も素敵な1日となりますように。

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投稿者プロフィール

山﨑理央
山﨑理央
介護現場18年
株式会社介護屋山﨑 代表取締役
奈良県介護支援専門員法定研修講師
一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会 奈良支部長
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