2025年をふり返り

兵庫県で活動している 産業ケアマネの 片岡です。

実は、私の2025年は、少ししょんぼりしたスタートでした。

2024年の年末、企業様へのプレゼンの機会をいただきました。
「いよいよ産業ケアマネとして一歩前に進めるかもしれない…!」そんな期待を胸に迎えた年明けでしたが、結果としてそのご縁が形になることはありませんでした。

その時は結構、落ち込みました…
でも同時に、ひとつはっきりしたことがあって、それは「伝えきれていない」ということ。

産業ケアマネとして何ができるのか。
企業にとって、働く人にとって、どんな価値があるのか?
なぜ私がこの活動をしているのか?

それらを、もっと“見える形”で伝えていかなければならない!
そう強く感じたのが、2025年のスタートでした。

発信を開始

そこから始めたのが、ブログやインスタでの発信です。

産業ケアマネとしての役割や、仕事と介護の両立支援がなぜ必要なのか。
制度の説明だけでなく、介護業界で働いてきたこと、ケアマネジャーをしてきた中で見てきた経験も踏まえて、少しずつ言葉にして発信してきました。

その発信をきっかけに企業様に見つけていただき、働く方を対象にした「仕事と介護の両立」研修も実施する機会をいただくことができました(これはめちゃくちゃ嬉しかったし私もすごく勉強になりました!)。

「発信は、ちゃんと届けたい人に届く!」そう実感できた出来事でした。

また、発信を通じて新たな仕事のご縁にもつながり、産業ケアマネ1級の資格も取得することができました(^^)/

「働く人を支える」ために、さらに一歩

もうひとつ、今年がんばったこと。
それは、キャリアコンサルタント資格取得に向けての勉強です!

働く人を支えるために、介護の知識だけでなく仕事やキャリア、人生そのものに向き合う力も身につけたい。
そう思い、資格に挑戦。
時間も労力もかかりましたが、結果として試験に合格することができました。
何歳になっても合格はうれしいです(^^)

同じ目標に向かう人たちとの出会い

2025年は活動や学びを通じて、たくさんの出会いもありました。

同じ想いを持つ産業ケアマネの仲間たちとは、日々情報交換をしたり活動の報告をし合ったりしながら、前に進んだときには一緒に喜んだり。
また、講師養成のための講座の受講やキャリアコンサルタント養成講座を通じて、共通の目標を持つ人たちともたくさん出会いました。

立場や経験はそれぞれ違っても、同じ方向を見て学ぶ仲間の存在は私にとって大きな刺激でした。
これは産業ケアマネを志すことがなければ出会えなかったと思うとめちゃくちゃ感慨深いです。

振り返ってみると、今年得られた成果の多くはこうした仲間との出会いや関わりがあったからこそだと感じています。

出会ってくださった皆様に心からの感謝とともに、環境を変え、一歩踏み出した自分自身の選択にも「よくやった」と言ってあげたい(^^)
そう思える一年でもありました。

一年活動して感じたことと、2026年

産業ケアマネとして活動を始めて一年。

強く感じたのは、仕事と介護の両立を「気にしている」働く人は、想像以上に多いということです。

まだ介護が始まっていない人。
すでに家族を支えている人。
不安を抱えながらも、誰にも相談できていない人。

いろいろな場所に足を運び、話を聞く中で、これは一部の人だけの問題ではないと、何度も実感しました。

来年は、市民の方を対象にしたセミナーや、経営者の方に向けて自分の活動を発表する機会も控えています。
今ある場所にとどまらず、さらに活動を広げていける場はないか。
誰に、どんな形で届けられるのか。
模索しながらも、行動範囲を広げていく一年にしたいと考えています。

「仕事と介護の両立を、ひとりで抱え込まなくていい社会」を目指して、地に足をつけて来年も張り切って活動していきたいと思います!

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私、産業ケアマネ 片岡
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
企業代表者様、人事担当者様、お気軽にお問い合わせください!

mail:ryoritsuakashi@gmail.com
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投稿者プロフィール

片岡芳美
片岡芳美
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設