羅針盤③~今そこにある危機 ㊦
「介護による離職や生産性低下に危機感を抱く企業が増えている。
日立ソリューションズでは、最大7%の売り上げ減の可能性が発覚した。」
日経ESG記事 2023.12.13より引用
前回引用した記事です。
経営者自身が意志を表明したのは大きいと感じました。
同記事では「仕事と介護の両立」をテーマに
社長、ビジネスケアラーの社員、その上司、若手社員が
パネルディスカッションで意見交換したようです。
そのコメントでは
①一人で抱え込まないで、こうやって、みんなに相談できる場があると安心する。
②介護の状況は百人百様。介護に携わっていることをオープンに話せる機会があると、皆で助け合える。
③介護に携わる時間をスケジューラ―に登録して社内に開示すると、チームメンバーも支援しやすい。
などの意見がでたようです。
産業ケアマネの必要性
①、②に対しては「相談しやすい環境作り」。
③に対しては従業員全員が仕事と介護の両立を
「我が事化」「情報共有」「フォローし合う」にすること。
かなと感じました。
経営者の意志は当然ですが
経営者の信を得た産業ケアマネが①~③を誘導できれば
企業にとっては「鬼に金棒」状態かなと思いました。
まだまだですが企業にとって「強い武器」になれるよう
努力致します!
次回は障がい者雇用に取り組む企業から
仕事と介護の両立のヒントを得る
「リスクの数値化」を投稿します。
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投稿者プロフィール
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電子部品の法人営業 11年
介護現場歴 6年
ケアマネ歴 6年
R5年4月 主任介護支援専門員修得
R5年5月23日 ゼロイチ合同会社設立
R5年9月 単独居宅支援事業所開業
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