産業ケアマネを企業に導入するメリット、とことん考えてみた①
兵庫県で活動している 産業ケアマネ 片岡です。
今回は「企業に産業ケアマネを置くことでどんなメリットがあるのか?」を私なりに掘り下げてみました!
産業ケアマネを企業に導入するメリットとは?
仕事と介護の両立支援を企業内で推進する「産業ケアマネ」。
経営面や人材戦略においてとても重要な役割が担えます。
メリット1:介護による仕事への影響が最小限に抑えられる
家族の介護は多くの人にとっては初めての経験。
何をどうしたらいいか分からないうえ、介護者の生活への影響も大きく、仕事への不安が広がってしまうことも。
でも、社内で産業ケアマネに相談できる環境があれば違ってきます!
介護保険の仕組みや制度活用のアドバイスができるだけでなく、実際に介護をしている家族の事例を多く持つ産業ケアマネ。
そんな産業ケアマネに相談することで「これからどうすればいいのか」のイメージができるようになります。
たとえるなら、目的地までの道がわからないときにタクシーに乗るようなもの。
最短ルートで必要な場所に立ち寄りながら、安全に目的地へ向かう——
産業ケアマネは、社員にとって“仕事と介護の両立ルート”を示してくれるナビゲーターです。
その結果、必要以上の休業や離職を避けることができ、仕事への影響を最小限に抑えることができます。
メリット2:全世代・性別問わず「支え合う職場づくり」に繋がる
介護は年齢や性別に関係なく誰にでも起こりうることですが、特に仕事に専念してきた40〜50代の男性社員にとっては、介護をきっかけに働き方を見直す大きな出来事になることも。
介護をきっかけに「支援が必要なときは声をあげていい」「お互い様の精神で助け合おう」という意識が広がれば、子育てや病気など、他の事情を抱える社員にも優しい風土が生まれます。
産業ケアマネの存在は、全世代が協力し合える“誰も取り残さない職場”づくりのきっかけになるのです。
メリット3:企業イメージの向上と人材確保に繋がる
仕事と介護の両立支援に積極的な企業は、「社員を大切にしている会社」として外部からも高く評価されます。
働きやすい環境を整えていることは、採用の現場でも大きなアピールポイントになり、離職防止にも繋がります。
また、ベテラン社員が介護を理由に退職せずに済むことで、社内に知見やノウハウが残り、後輩育成や組織の安定にも貢献します。
まとめ
これからの時代、「介護」と「仕事」は誰もが直面するテーマ。
企業が産業ケアマネを配置することは、社員個人の支援にとどまらず組織全体にポジティブな変化をもたらします!
介護離職を防ぎ、支え合う文化を育て、企業としての信頼もアップする——
それが、産業ケアマネを導入することの大きな価値なのです。
今回は3つのメリットを取り上げましたが、産業ケアマネの価値はこれだけではありません。
また書いてみたいと思います!
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私、産業ケアマネ 片岡 は
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援。
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
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投稿者プロフィール

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産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設
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