産業ケアマネとケアマネジャーの違い

皆さんこんにちは。
新潟県長岡市の産業ケアマネ
川上洋平です。

 

 

 

今日は、たびたび聞かれるこの疑問にお答えします
「産業ケアマネとケアマネは何が違うの??」

 

 

 

明確な違いがあるんです
どちらも「介護」で悩む人が対象ではありますが
役割が違うんです

 

 

 

まず、対象者が違います
ここ超重要!!
テストに出ます!(笑)

 

 

 

ケアマネの対象者は要介護認定を受けている人
つまり、自身の生活に介護が必要となっている人です
大半は高齢者の方が多いでしょう

 

 

 

令和5年の厚生労働省の統計データでは
全国で約690万人
今後、まだまだ増えます

 

 

 

一方、産業ケアマネの対象者は
介護をしている人、これから介護をするかもしれない人
かつ、働いている人が対象です

 

 

 

家族の介護を行っている人は2024年現在
約790万人
その中で、働きながら介護をしている人は
約300万人

 

 

 

産業ケアマネの対象者は
その約300万人

 

 

いや、それだけではありません
働きながら介護をしている300万人のみならず
その人を取り巻く就業者
約6600万人が対象です

 

 

 

対象としている人が違うならば
困り事や悩みも違います
介護を受ける人とする人の思いは
特に違うと言っても過言ではありません 

 

 

 

ですから、産業ケアマネとケアマネは
役割がそもそも違うのです

 

 

 

「介護」に関係する悩みについて
相談を受けることは共通しているかもしれませんが
目標やゴール設定が違います

 

 

 

家族介護者の集いに参加していた
家族の方の言葉が印象に残っています

 

 

 

「母の担当ケアマネさんは、私の母の言うことはよく聞いてくれます」
「ですが、私の思いや気持ちは本当に聞き入れてもらえているのか疑問です」
「母が安心している姿を見ていると、私が我慢すれば良いのだと自分に言い聞かせています」
「いったい、誰が私の本当の気持ちを聞いてくれるのでしょうか」

 

 

 

こうした心の不安やモヤモヤを抱えながら
介護者は自分の生活や仕事をスッキリできるでしょうか
ストレス溜まってきますよね

 

 

 

人に話すと心は落ち着きます
誰が介護者の話を聞くのか

 

 

 

みなさん、もうお気づきですよね
そう、産業ケアマネです
ただ、職場の上司や同僚、友人も聞いてくれるかもしれません

 

 

 

でも、どうせ聞いてもらうなら
介護のスペシャリストの方が
よろしいのではないでしょうか

 

 

 

あなたを主役に、中心に、主体にして
展開される介護相談
この相談体験は、きっとあなたの心の葛藤を解きほぐしてくれることでしょう

 

 

 

産業ケアマネもケアマネも
上手に活用して
仕事と介護を両立しましょう

 

 

 

介護者の心の寄り添い人
それが、産業ケアマネです
その価値を多くの人に体験してもらいたいと思います

 

 

 

ご相談お受け致しております

投稿者プロフィール

川上洋平
川上洋平
合同会社Sunflower ケアプランセンターひまわり 主任ケアマネジャー
産業ケアマネとして、仕事と介護の両立支援担当
介護福祉士 認知症介護実践指導者 健康運動実践指導者 NSCA-CPT