産業ケアマネとは?
こんにちは!土曜日のブログ担当の産業ケアマネ辻です。
今回は改めて「産業ケアマネ」の役割について書かせていただきます。
企業が取り組むべき課題
超少子高齢化社会を迎え、介護を理由に仕事を辞める介護離職の問題がいよいよ浮き彫りになってきました。
介護離職が増加することは、労働力が減少し経済活動や生産性にも影響を与えることとなり、社会全体で取り組むべき課題となっています。
そこで、国としても仕事と介護の両立を実現できるように、制度を整備するなどの取り組みを進めています。
2024年5月に育児介護休業法の改正が可決され、2025年4月から施行されることが決まりました。
これにより、企業に対して以下のことが義務化されることとなりました。
・介護離職防止のための雇用環境整備
・介護離職防止のための個別の周知・意向確認等
具体的には、介護休業・介護両立支援制度等に関する研修の実施、相談窓口の設置
そして、介護に直面した従業員に対して介護休業・介護両立支援制度について伝え、意向を確認することなどが挙げられます。
ここにきて、企業も動かざるを得なくなったということです。
産業ケアマネの役割
2020年、ケアマネージャーを紡ぐ会が、民間資格「産業ケアマネ」を誕生させました。
産業ケアマネとは、事業場においてが従業員が、介護などの問題を抱えた際に快適な職場環境のもと仕事が行えるよう、専門的な立場から指導・助言を行うケアマネジャー(有資格者)を言います。
ケアマネジャーと紡ぐ会ホームページより
産業ケアマネは、ケアマネジャーの資格を有している介護の専門家であり、介護に関する専門知識とケアマネジャーとしての業務の経験を持っています。
仕事と介護の両立をサポートする専門職として、企業に対して介護離職を防止するために企業と一緒に行動することができます。
・企業の経営者様との面談に応じます。
・従業員の方の家族の介護に関する実態調査を行います。
・従業員の皆様へ、介護関するセミナーを実施します。
・実際に介護に直面されている従業員の方の相談に乗ります。
・介護離職を予防するための環境づくりのお手伝いをします。
その他、仕事と介護の両立をサポートするために、企業に対して様々な形で働きかけます。
従業員は若い世代が多く、介護の問題はまだまだ先のことと考えておられる経営者様
家族の介護は突然始まり、いつの間にか介護離職してしまうということが現実に起こっています。
今のうちに、産業ケアマネに相談してください!
私は産業ケアマネとして、企業の経営者及び人事担当の方々、そして一般の方を対象に介護セミナーを行っています。
ご興味のある方は、下記までお知らせください!
↓ ↓ ↓ ↓
cm.megumi0925@gmail.com
ポートフォリオとプロフィール
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https://note.com/cm_kinako/n/n1809272508c7
投稿者プロフィール
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産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 1期卒業生
ケアマネージャー歴 10年
社会福祉士
介護福祉士
保育士
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