産業ケアマネ、『理念』を考えてみた!

兵庫県で活動している 産業ケアマネ 片岡です。

「仕事と介護の両立支援明石事務所」として活動を始めて、少しずつ企業との対話の機会が増えてきました。
もちろん、まだまだ「産業ケアマネって何をするの?」と聞かれることも多く、私自身も活動の軸をもっと言葉にできるようにしたいと思っていました。

産業ケアマネ、『理念』を考えてみた!

なぜ理念をつくったのか?

きっかけは、「思いをもっと伝えたい」という気持ちでした。

仕事と介護の両立支援とは、単に制度を紹介にとどまらないはずです。
キャリアを諦めたくないと願う従業員の気持ちに寄り添うこと。
それを支えたいと思っている企業が実際に「どう支えるか」ということ。
それらを産業ケアマネがともに考えること。
仕事と介護の両立、その可能性を現場で一緒に探ることが産業ケアマネとして私にできることだと思っています。

介護はとても個別性が高く、決まった答えや正解はありません。
だからこそ「こうすればうまくいく」ではなく、「この人にとってどうすればいいか?」を考え続けることが大切。
その軸を“理念”という形で言語化したくて、時間をかけて向き合いました。

できあがった理念はこちら!
Mission – 私の使命

『仕事も介護も続けられる』を当たり前に。
企業と共に、実現可能な「仕事と介護の両立支援」を探り、働く人が前に進める力を育みます。

Vision – 目指す将来像

仕事と介護の両立支援を企業の人材戦略の要とし、誰もが自分らしいキャリアを築ける社会を実現します。
企業の生産性向上や介護離職の防止を通じて、地域経済の発展に貢献します。

Value – 私の価値観と行動指針

1. 共感し、支える
・一人ひとりの状況に丁寧に耳を傾け、個別のニーズを理解します。
・介護と仕事の不安を大切にし、選択を支えます。

2. つなぎ、届ける
・企業と従業員の間の理解を深める橋渡しをします。
・必要な人に、正確で実用的な情報を適切なタイミングで届けます。
・同じ悩みを持つ人々や、支援できる人々をつなぎます。

3. 広げ、進化する
・既存の制度や資源を最大限活用し、新たな両立の形を提案します。
・変化に適応し、支援の質を進化させ続けます。

理念は、私の“地図”になる

この理念は、私自身が悩みながらでも迷わずに進むための“地図”のようなもの。
制度やサービスの知識だけでは解決できない課題に向き合うとき、この理念が私を支えてくれる気がしています。

「両立支援は、企業の人材戦略だ」という視点は、これから多くの企業と話すうえで必ず伝えていきたいことの一つです。
介護は、企業にとっても“無関係な話”ではありません。
働く人の人生と向き合うことは、企業の未来にもつながる——そのことを、丁寧に伝えていきたいと思っています。

お問い合わせはコチラ

私、産業ケアマネ 片岡
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
・社内セミナー
・社内実態調査
・介護に直面する従業員への個別面談 などを通じて
仕事と介護の両立を支援し、社会問題「介護離職」の防止につなげます。
企業代表者様・人事担当者様、お気軽にお問い合わせください!

mail:ryoritsuakashi@gmail.com
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投稿者プロフィール

片岡芳美
片岡芳美
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設