少子高齢社会の在宅介護を乗り切る〜はじめに〜『家族だけで抱えない仕組みを、最初からつくる』とは

兵庫県で活動している 産業ケアマネの 片岡です。

介護はある日突然始まります。
そして一度始まると、数年〜10年以上続くことも珍しくありません。
その時に「家族だけでなんとかしよう」と抱え込むと、心も体も生活も、あっという間に限界に近づきます。

では、少子高齢社会の中で在宅介護をどう乗り切ればいいのか。
そのヒントが今回のテーマ――
『家族だけで抱えない仕組みを、最初からつくること』です。

なぜ“最初から”が大事なのか

介護が始まって困る理由の多くは、「準備がないまま本番が来る」ことにあります。
突然の入院、急な退院、思った以上に進む認知症…。
多くの方が「もっと早く知っていれば」「最初から相談していれば」と話します。

介護は、はじめから家族だけで抱える前提で設計されていません。
現代は“家族+社会”で支える仕組みが整っており、それを使うことが前提になっています。

だからこそ、「困ってから考える」ではなく、「最初から頼る前提で動く」ことが重要なのです。

家族だけに負担を集中させないという発想

日本の在宅介護を支えるのは、次の4つの力の組み合わせであると考えます。

  1. 社会の仕組み(相談・制度)
  2. 介護サービスと技術(DX)
  3. 介護者の仕事を守る支援(企業の両立支援)
  4. 個人の準備(情報・家族・お金)

これは、いわば“チーム介護”。
家族が全部を背負う時代は終わりつつあります。

特にいまは人口構造そのものが変わり、「1人の親を1人の子どもが支える」状況が非常に増えています。
この状態で、家族だけで長期間の介護を続けるのは現実的ではありません。

家族が無理をしないほうが、結果的に介護はうまくいく

不思議なことですが、家族ががんばりすぎると、介護はうまく回らなくなることも多いです。

・体力が続かない
・仕事に影響が出る
・家族関係がギクシャクする
・介護そのものが嫌になる

でも、相談窓口を早めに活用し、サービスと技術を組み合わせ、仕事も守り、最低限の準備をしておくと――
介護は「続けられるもの」になります。

大切なのは、“家族+社会で営む介護”を最初から前提にすること。
これだけで、介護への不安は大きく変わります。

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私、産業ケアマネ 片岡
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援
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投稿者プロフィール

片岡芳美
片岡芳美
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設