企業が望む両立支援とは
愛知県一宮市の産業ケアマネ 浅井貞美です
8月下旬、某金融機関の法人営業部の方4名に
「仕事と介護の両立の必要性」について
プレゼンテーションを行いました
また別の日には、地元の製造業の経理の方と
お話をする機会がありました
経営者側の悩みと負担感
どちらも中小企業といわれる規模の企業様です
偶然にも(偶然ではなく共通した課題なのかもしれません)
どちらの企業様からも
同じ言葉を聞いたのです
「従業員のサポートばかりが手厚くなり、
従業員が強く権利を主張することも増えてきている」
従業員さんが権利を主張されるのは
当然の権利であり
理解できるが
あまりにも主張が強い場合には
経営者側が負担に感じる
という内容でした
産業ケアマネとして、どのように考えたか
実は、この言葉を企業様から聞いた時
私は、
経営者の不満と受け取り
「両立支援なんて気分じゃないね」と
言われた気持ちでした
そして
ずっと、このことを考えていました
不満???
産業ケアマネとして
経営者の立場や視点に寄り添って考えると
不満ではなく、
悩みや負担感を
話していただいたのではないでしょうか
経営者の方が感じている負担感や悩みに
共感し、直面している課題を理解することで
伴走が可能になるかもしれません
最適なバランスを見つける
お相手は
初めて両立支援の必要性について
お話させていただいた企業様です
従業員への手厚いサポートに対し
負担感も抱かれています
次にお会いするときには
どのような提案を持っていくのか
①両立支援が長期的に見て
企業にもたらすメリットを具体的に
説明する
②導入がしていただきやすいように
段階的な支援策を取り入れることを
提案する
③国や地方自治体の
補助金や支援制度を紹介する
④従業員の方たちとの
コミュニケーションを活発にし
相互理解を深められることをめざす
このような提案を考えています
(具体策は、次回のプレゼン内容となります)
両立支援は
経営者、従業員どちらかの
主張を通すための支援ではありません
双方にとって最適なバランスを
見つけるお手伝いができれば
支援の価値を高めることができるのでは
ないかと考えます
様々な事情を抱えながらも
今 活躍されている従業員さんが
これからも活躍を続けられることを
目指して 伴走させていただきます
ご相談は
株式会社ビーメディカル
浅井 貞美 まで (s_asai@bmedical.co.jp)
投稿者プロフィール
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株式会社ビーメディカルにおいて産業ケアマネとして活動中。
看護師歴 10年
大学病院、内科・整形外科クリニックなど
ケアマネジャー歴 17年
居宅介護支援事業所管理者14年
主任介護支援専門員
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 0期卒業生
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