仕事と介護、どちらも大切にできる働き方とは ② 〜両立するために必要な”視点”と”環境”のつくり方〜
兵庫県で活動している 産業ケアマネ 片岡です。
仕事と介護、「両立させたい」と思っていても、実際には「どこから手をつけていいかわからない」という声をたくさん聞きます。
仕事も介護も、それぞれに責任があり、重なったときには想像以上の負担になるもの。
だからこそ両立するためには“気合い”や“根性”ではなく、視点を変えることと、環境を整えることが何より大切だと思うのです。
「職場の環境」が両立を左右する
「働きながら介護なんて、無理…」そう感じる大きな理由のひとつが、“職場の理解不足”です。
たとえば、
・介護休業や時短制度があっても、使いづらい
・急な呼び出しで休むことに、罪悪感を感じる
・介護について相談できず、孤独を感じる
こうした環境では、「両立」どころか「継続」すら難しくなってしまいます。
逆に、
・状況を共有できる風土がある
・”仕事と介護を両立している”ロールモデルがいる
・制度の使い方を説明してくれる人がいる
そんな職場なら、「仕事も介護も、どちらも大切にできる」土壌が生まれます。
“支援を受ける”という選択肢を持つ
そして、両立に必要なもうひとつの鍵は「相談できる相手」がいるかどうかです。
たとえば産業ケアマネは、「介護の視点」「介護保険制度の知識」をもとに、介護者が仕事を続けられる方法を一緒に考える存在です。
本人が混乱しがちな介護の全体像を一緒に整理し、『どうしたら仕事を続けられるか』という視点を引き出していきます。
どんな制度があるか、どう使えるか、誰に相談すればいいのか。
そんな疑問を一人で抱えこまないことが、両立を支える近道になります。
両立は「仕組み」と「視点」で変えられる
仕事と介護の両立は、個人の努力だけでは限界があります。
「仕組み」として介護者を支える制度と、「いざという時」使いやすくする風土。
どちらが欠けても、安心して働き続けることはできません。
そしてもうひとつ大事なのは、「誰かの事情に寄り添う視点」を持てる職場や社会の存在。
それがあれば、介護をしている人も、そうでない人も、お互いに気持ちよく働ける環境ができるのではないでしょうか。
両立に悩んだときは、一人で抱え込まない環境を。
あなたの「働き続けたい」を叶えるために。企業の「イキイキと働いて欲しい」を叶えるために。
産業ケアマネが環境づくりを一緒に考えます!
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私、産業ケアマネ 片岡 は
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援。
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
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投稿者プロフィール

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産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設