介護疲れを防ぐセルフケアの方法

愛知県一宮市の産業ケアマネ
浅井 貞美の第16号ブログです。


介護をされている方と
お話する機会が多いのですが

ぜんぜん できなくて
自分を責めてしまう場面が
1日に何度もあっていやになる
疲れてしまう
と話される方がありました

完璧を求めていたり
まじめで頑張り屋さんであったり
目標設定が高い人

こんな方が
自分を責めてしまいがち


今日は、介護をされている方へ
介護疲れを防ぐセルフケアのお話をします。

疲れを防ぐセルフケア

十分な睡眠、休憩をとる、昼寝をするなど
休息をとることで体力を回復させること
これは、誰にでも
共通のことですね

また
アロマテラピーや音楽で
リラックスできる空間や時間を確保することも
大切です


適度な運動
ストレス解消に効果的です

自分に合った、取り入れやすい運動を
みつけましょう


バランスのとれた食事

水分補給も大切です

メンタルヘルス

誰でも 気持ちが沈んだり
落ち込んだりすることはあります

日々の生活の中で
ストレスを感じることも
少なくありません

うつ病

こころの病 
と言われることが多いかもしれませんが

脳の機能障害です

機能障害が起きてしまっているので
正常な判断ができません
専門的な治療が必要です

気持ちが沈んだり
ストレスを感じることは
自然な事ですが
その状態が長く続くようであれば
不調につながります

なんだか体調がわるいなあ
疲れたなあ
と感じる時には、サインが出始めています

自分を許すための方法

介護は時に大きな負担となり
思い通りにいかないこともあります

完璧を求めることは
自己負担を増大させてしまいます

完璧主義を手放しましょう

すべてを完璧にこなそうとせず
優先順位をつけた最重要なこと以外は
ある程度 許容したり
誰にでも
ミスはあると
自分の限界を認めましょう

自己肯定感を高める

自分の良い面や
頑張っている部分を認識し、
自己評価を向上させましょう

助けを求める

1人で全てを抱え込むのではなく
周囲の助けを積極的に
求めることが重要です

例えば
家族や友人、専門家など信頼できる人に
助けを求める
地域の支援サービスや相談機関などを
利用してみてください

介護を分担することや
専門家に任せることは
介護が不幸にならないための
とても大切なことです

自分を大切にする時間を確保する

介護に追われていると
自分自身を後回しにしてしまいがちです
自分のための時間を
意識的につくりましょう

自分がリラックスできる時間を確保する
(入浴、音楽鑑賞、読書など)

趣味を楽しむ時間を確保する

ネガティブな感情を受け入れる

介護に伴うネガティブな感情は
無理に抑え込む必要はないと
思います

怒りや悲しみ、虚無感などの
感情を認め、否定せず
受け入れましょう

そして
信頼できる人に話したり
アートや音楽を通じて表現するなど

自分の感情を外に出す方法を
見つけられたら良いですね

自分へのご褒美

美味しい食事を楽しむ
エステやマッサージに行く
欲しかったものを買う

時には自分にご褒美を与えることも
自分を許すことの
一環ではないでしょうか



どうですか?
頑張りすぎていませんか?







投稿者プロフィール

浅井貞美
浅井貞美
株式会社ビーメディカルにおいて産業ケアマネとして活動中。
看護師歴 10年
大学病院、内科・整形外科クリニックなど
ケアマネジャー歴 17年
居宅介護支援事業所管理者14年
主任介護支援専門員
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 0期卒業生
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