介護の選択

こんにちは!

産業ケアマネを紡ぐ会🍀

土曜日ブログ担当の辻です。

本日は、いつかやってくる親の介護

介護が突然始まった際の「選択」について書かせてもらいます。

親が急に倒れる

親に介護が必要になった時、あなたはきっと慌てますよね。

誰でもです。私も慌てました。

仕事の休みを取らないといけないし

何から手をつけていいのかわからない。

ある40代の男性のお話です。

大学を卒業後就職してから、ずっと実家から離れて暮らしていました。結婚して仕事も順調です。

ある日、一人暮らしの母親が倒れて救急車で運ばれたという連絡を受けました。

慌てて帰省し駆けつけました。

なんとか病状は安定し、しばらくは入院になるのでひとまず病院に任せました。

しかし、治療が終わりいざ退院となった時、親は一人で生活するのが難しい状態であることがわかりました。

あなたならどうしますか?

仕事を辞めて、実家に戻る。

いやいやできないですよね。

会社では重要なポストについています。仕事は辞めたくない。

何より家族がいる。家族みんなで実家で暮らすなんてありえない。

困りましたねえ。

選択の連続

一人暮らしができない。自分は実家に帰れない。

そうなると施設しかない。

あなたはきっとそう思いますよね。

病院と相談して、別の療養できる病院に転院するか、有料老人ホームを探すなど

様々な選択が待っています。

ところで、親はどうしたいのでしょうか?

「家に帰りたい」

介護が必要となっても、ほとんどの親の本音はこれですよね。

あなたのまず最初の選択は、親を説得して施設を勧めるのか

親の思いを叶えるために在宅での介護を選ぶのか

究極の選択、、、かも知れません。

どちらが良いということは全くありません。その人の状況、親の状況によります。

ただ、親が入院して介護が必要になったとわかった時点で、決めないといけない。

選択する時間は極めて短いのです。

もし施設を選ぶとしたら、経済的な理由も含め、また新たな選択が待っています。

親の生活が少しでも良いものになるよう

親が納得して在宅を諦めてくれるような施設の選択。

そして、在宅での介護を選ぶとしたら、自分がどのようにかかわっていくのか

遠距離介護をどのようにしていくのか、選択していかねばなりません。

頼れるものに頼る力

親が入院中このような選択の連続に、甚だ疲れる方もおられます。

一人では決められませんよね。

特に、実家から離れて生活されている方。

仕事をされている方。

何度も仕事を休んで親の介護の手続きをするのは大変ですよね。

けれど、ここの選択は大事です。

親の今後の人生に関わることなんですからね。

子どもであるあなたがしっかりと先を見据え、尚且つ自身の生活について考えた上で

親の介護をについて選択する必要があると思います。

会社で介護休暇を取得するなどして、考える時間を作ってください

そして、大きな病院には、退院後の生活について相談できるソーシャルワーカーという人がいます。無料で相談できて、転院先を手配してくれたり、退院後に介護サービスが利用できるように手続きしてくれたりします。

また、親の住む地域には、必ず地域包括支援センターがあります。高齢者の在宅生活について相談できる窓口です。

病院で相談できなかった場合など、病院と連絡をとってくれて、介護サービスの利用ができるように介護保険の要介護認定の申請など、様々な手続きを手伝ってくれます。

頼れるものには大いに頼りましょう!

介護は、目先のことだけではありません。あなた自身の生活にも大きく関わりますし

何より先が見えない長期戦になる可能性があります。

他の家族とも話し合う機会を作って

親と自分の今後の人生について考えてください。

介護には、頼れるものに頼る力が必要です。

産業ケアマネは、仕事をしながら介護をされている方に特化してサポートしています。

私は産業ケアマネとして、企業の経営者及び人事担当の方々、そして一般の方を対象に介護セミナーを行っています。

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ポートフォリオとプロフィール

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

辻 恵
辻 恵
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 1期卒業生
ケアマネージャー歴 10年
社会福祉士
介護福祉士
保育士