両立があたりまえの社会に

愛知県一宮市の産業ケアマネ
浅井 貞美です。

令和6年10月13日(日)に
第27回 介護支援専門員実務研修受講試験が
実施されました。

受験者数の推移

厚生労働省の発表によると

平成10年に開催された 第1回の受験者数は
全国 207,080 人 (合格者数 91,269人)

私が受験した平成17年度の受験者数は
全国 136,030 人 (合格者数 37,781人)

その後、平成29年までは
全国で10万人を超える受験者数が続きましたが

平成30年以降は
全国で4万人から5万人の受験者数となり

第26回 令和5年度の受験者数は
全国で 56,494人 合格者数は 11,844人

新たに介護支援専門員(ケアマネジャー)を
めざす人が激減していることがわかります

「仕事と介護の両立」が試験問題に

先日行われた第27回試験の問題1で
我が国の近年の介護を取り巻く状況として
「老老介護」
「ダブルケア」
「ヤングケアラー」についての選択肢と並んで

「介護者が仕事と介護を両立できるよう」
という文章が選択肢のなかにありました

社会全体としての仕事と介護の両立に関する課題に対し

介護支援専門員は

あたりまえに

両立支援の視点も持っていなければ

いけない   ということです

ケアマネジャーの学びの会

ケアマネジャーが、

ケアマネジメント業務を行う中で

利用者が望む生活

自立した生活に

大きく影響する

家族が抱える課題に目を向けることも大切です

特に、介護者である家族が就労している場合、

仕事と介護の両立に

課題を抱えていたり

場合によっては離職に至ることもあります


ケアマネジャーが就労している家族への

支援の方法を学べるよう

愛知県一宮市で

ケアマネジャーさんに向けた

仕事と介護の両立について学ぶ会を

スタートします


午後のティタイム

カフェの2階をお借りして

月に1回 開催します

第1回の様子は

また、こちらでご報告します



仕事と介護の両立の課題は

介護の現場では解決できません

働く職場の理解や独自の取り組み

制度の周知など

今 活躍している従業員の方が

さまざまな事情があったとしても

変わらず活躍を続けることができる

事業場の環境を整える必要があります

産業ケアマネは

両立が可能な仕組みづくりや

介護リテラシーを高めるための

ご提案やセミナー開催をおこなっております

どうぞ

お気軽にお問合せください









投稿者プロフィール

浅井貞美
浅井貞美
株式会社ビーメディカルにおいて産業ケアマネとして活動中。
看護師歴 10年
大学病院、内科・整形外科クリニックなど
ケアマネジャー歴 17年
居宅介護支援事業所管理者14年
主任介護支援専門員
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 0期卒業生
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