なぜ介護者を支援したいのか③

こんにちは。
奈良県奈良市在住の
現役ケアマネジャー✖️産業ケアマネ✖️現役介護士の山﨑です。

産業ケアマネとしては、
企業様と連携して
従業員の介護離職を防止するだけでなく
介護を担っていても仕事のパフォーマンスに及ぼす影響を最小限にする。

そんな活動を日々行っております。

実は親も職場に相談できずにいた

前回のブログはこちら↓
https://tsunagu-nagoya.com/wp/wp-admin/post.php?post=4384&action=edit


前回、私たち家族は
祖母の被害妄想が認知症状だと分からないまま生活が続いていった。
というところまで書きました。


さて私たち家族はどうなっていくのでしょうか。



その後、
祖母とは別居することになりましたが、
さらにその3年後、
母は弱った祖母の介護をするために仕事を辞めることになります。


介護は複雑な感情が絡み合います

母は、
仕事を辞めて泊り込みで介護をすることを選択します。
つまり介護離職をしました。



私は
母の選択に対して反対したことを覚えています。

そして、
今だから言えますが、


介護の知識があれば、
認知症の知識があれば、

もしかしたら祖母との向き合い方が
180度変わっていたかもしれません。




介護を知る機会

ぜひ、
皆さんに知ってほしいことがあります。



①介護は当事者になるまで知る機会がないこと。(知るというよりは体験している感覚が近いかもしれません)
②市報などにも介護に関する情報は載っている。(多くの方は気に留めないのではないでしょうか)
③介護の情報はどこなら知ることができますか。


ここまでお読みいただきありがとうございます。
この続きで、
企業が介護について発信してほしい理由やその効果を書きたいと思います。

投稿者プロフィール

山﨑理央
山﨑理央
介護現場18年
株式会社介護屋山﨑 代表取締役
奈良県介護支援専門員法定研修講師
一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会 奈良支部長
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