なぜ介護者を支援したいのか②
こんにちは。
奈良県奈良市在住の
現役ケアマネジャー✖️産業ケアマネ✖️現役介護士の山﨑です。
産業ケアマネとしては、
企業様と連携して
従業員の介護離職を防止するだけでなく
介護を担っていても仕事のパフォーマンスに及ぼす影響を最小限にする。
そんな活動を日々行っております。
認知症患者が増えるということ
前回のブログの続きとなります。
中学から専門学校を中退するまで同居した祖母が認知症を発症しており、
被害妄想が現れたことまで書きましたね。
そして、
これからの日本では認知症を患った方の介護をする可能性が高くなる現状があります。
以下、日本経済新聞の記事を一部抜粋しています。
【認知症の患者数が2030年に推計523万人にのぼることが、厚生労働省研究班(代表者・二宮利治九州大教授)が8日示した調査でわかった。高齢者の14%を占める。22年時点の443万人から8年間で約80万人増える推計だ。高齢化の進展に伴い、50年には587万人、60年には645万人と増加傾向が続く。】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA07AIS0X00C24A5000000/#:~:text=22年時点の443,と増加傾向が続く%E3%80%82
この人数は、
65歳以上の約5人に1人は認知症と診断される時代になるということです。
そして、
内閣府が出している令和3年版高齢社会白書では
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2021/html/zenbun/s1_2_2.html#:~:text=要介護者等について,%となっている%E3%80%82
介護が必要になった主な原因について見ると、「認知症」が18.1%と最も多く、次いで、「脳血管疾患(脳卒中)」15.0%、「高齢による衰弱」13.3%、「骨折・転倒」13.0%となっており、
認知症が最も多いとされています。
認知症を知らずに苦しんだ日々
介護については、
『わからない』
『大変というイメージしかない』
という意見を聞きます。
認知症も同じです。
家族からしても
わからないし、
認めたくないし、
色々な感情が湧いてきます。
これって認知症?となんとなく時間だけが経過してしまうパターンや
そもそも認知症状だと気づかないことがあるんです。
私たち家族もそうでした。
祖母が認知症状の一つである
被害妄想を患っていたと気づかなかったんです。
だから
祖母に対して嫌悪感だけが募り
居心地の悪い空間となってしまいました。
その結果は、、、
この続きはまた次週のブログで書きたいと思います。
私たち家族がこの先どうなったのか、
良かったら読んでくださいね。
投稿者プロフィール
-
介護現場18年
株式会社介護屋山﨑 代表取締役
奈良県介護支援専門員法定研修講師
一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会 奈良支部長
詳しいプロフィールはこちら
最新の投稿
- コラム2024年11月3日感情と介護はシームレス
- コラム2024年10月27日ケアする人を支える事例検討会
- 企業向け2024年10月6日介護の相談はできるんです。
- コラム2024年9月15日仕事と介護の両立セミナー