できる事から始める〜親の介護との向き合い方〜

こんにちは!

土曜日のブログ担当、産業ケアマネの辻です。

今回は、親の介護が始まった時、どうやって親に関わってっけばいいのか

ケアマネジャーとして関わった利用者様やご家族から学ばせて頂いたことを元に、書かせ頂きます。

介護はスムーズに行かないもの

前回のブログで、親の価値観との向き合い方について書かせて頂きました。

世代間、特に高齢者との間には、価値観に大きなギャップがあります。

それが親子となると、そのギャップが邪魔をして理解し合えないということがある。。

そのために、介護がスムーズに行えないというお話でした。

理解するのは難しいので、一旦親の価値観を受け入れて寄り添うしかない。

つまりは、介護はテキパキとスムーズにいく物ではないということなのです。

また時には、親のためと思ってやったことが、逆に仇になるということがあります。

親から「そんなことやって欲しいと言った覚えはない」

「ほっといてくれ」

何て言われることも、、、

例えば、家で一人でいるとボケてしまうからと言って、無理にデイサービスに行かせようとする。

親は「一人が気楽でいい」

「今更他人と関わるのわ煩わしい」

そう言って、せっかく息子さんがデイサービスに行けるようケアマネジャーに頼んだのに断ってしまう。

息子さんとしては腹が立ちますよね。

しかし、確固とした親の思いは変えられません。

それが、本人にとってよくないこと、病気や身体状況を悪化させることであったとしても

親の想いを受け入れるしかない事もあるのです。

親のためにできる事

親に介護が必要になったら

自分は親にここまで育ててもらった恩がある。

今後は自分が親に恩返しをする番だと、一生懸命、親の介護に関わってくださるご家族がおられます。

そうですね

親の介護は子どもの義務?

なのでしょうか

もちろん、血のつながった親子、一人で生活できなくなった親を放ったらかしにするわけにはいきません。

子どもは、介護が必要となった親の生活を立て直す役割を担うことになります。

それは、親の面倒を全てみるということではないと思います。

親の思いを受け止めた上、

親が自立して生活できるよう支えるということだと思います。

そのために、生活しやすいように自宅の環境を整えたり、介護サービスを利用の手続きをするなど

親と相談して、出来ることから始める。

その過程で恐らく、親と意見が食い違ってスムーズに行かない事もあると思います。

家族一人で全てやろうとすると、なかなか大変ですよね。

他に家族がいれば、協力を仰ぐことも必要です。

協力してくれる家族がいない場合は、ケアマネジャーに相談しましょう。

まだ、親が介護認定を受けておらず、相談相手がいないという時

親が住んでいる地域の地域包括センターにへ相談に行ってみてください。

そして、産業ケアマネも相談に乗ることができます。

産業ケアマネは、あなたの味方です。

家族の介護に悩んでいる方、介護が始まるかも知れないと不安に思っている方に

寄り添います!

できる事から始める

まずは、誰かに相談すること、、ですね。

私は産業ケアマネとして、企業の経営者及び人事担当の方々、そして一般の方を対象に介護セミナーを行っています。

ご興味のある方は、下記までお知らせください!

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cm.megumi0925@gmail.com

ポートフォリオとプロフィール

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https://note.com/cm_kinako/n/n1809272508c7

投稿者プロフィール

辻 恵
辻 恵
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 1期卒業生
ケアマネージャー歴 10年
社会福祉士
介護福祉士
保育士