「働く」と「介護」の未来予測
夏の暑い日もホットコーヒー派!
新潟県長岡市の産業ケアマネ
川上洋平です
以前のブログ『企業における両立支援のアクション』で
「産業ケアマネの考えと視点」について
以下の3点について言及しました
- これからも、介護は家庭内の専業主婦がするもの
- これからも、介護による離職者がいても人材が補充できる
- これからも、介護サービスは望むように受けられる
今回はこちらの内容を
深掘りしてみてみましょう
今の当たり前が、当たり前でなくなる未来
まず、「介護は家庭内の専業主婦がするもの」
この“当たり前”は
現在、これからの未来で
早々に“当たり前ではなくなる”未来が
やってきます
出所:厚生労働省ホームページより転載
青い折れ線グラフが
「男性雇用者と無業の妻からなる世帯」と
オレンジ色の折れ線グラフが
「雇用者の共働き世帯」を示しています
2000年頃からそれぞれの世帯状況が
入れ替わっています
出所:人口動態、家族の在り方等社会構造の変化について:総務省ホームページより転載
女性の雇用者数の推移は増加中
単独世帯を含まない核家族世帯も増加中
つまり、家庭内の専業主婦が減少しています
すでに、2024年の今
専業主婦が介護をする時代は
変化しています
介護は家族がするものと考えていることは
時代に見合っていないと言わざるを得ません
介護と“ジェンダー”の文脈は未来予測において
軽視できない問題である
一人ひとりができるアクションは?
それでは、いったいどうするべきか
考えていきましょう
介護保険制度の大義名分である
「介護の社会化」は未来に向けて
文字通り目指すべき道筋である
家族介護者の4割は仕事と介護を両立
しているという現実が今まさに
目前に迫っています
ならば、一人ひとりがこう考えてみては
どうだろうか
自分の周りには介護の悩みを
抱えている人が多くいるという
“感覚”を皆が持つことから始めてみる
社会的なマイノリティがインクルーシブされるには
残念ながら時間がかかることであり
社会全体ではゆっくりと変化していく
今すぐできることは
職場内の立場や年齢、性別に関係なく
自分の隣の人がもしかしたら
仕事と介護で悩んでいるかもしれないと
少しだけ思いを馳せてみることです
他人事から自分ごとへの変換は
私たちの地域を少し変えるきっかけに
なるはずです
ここから先の具体的な方策は
私たち産業ケアマネが
サポートいたします
企業発で地域を変えていくきっかけに
産業ケアマネをご活用ください
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投稿者プロフィール
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合同会社Sunflower ケアプランセンターひまわり 主任ケアマネジャー
産業ケアマネとして、仕事と介護の両立支援担当
介護福祉士 認知症介護実践指導者 健康運動実践指導者 NSCA-CPT
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