「仕事と介護の両立」はなぜ企業の課題なの?

兵庫県で活動している 産業ケアマネ 片岡です。

「うちの社員が、最近なんだか元気がない」 「急に休みが増えたけど、理由を詳しく話してくれない」

そんなこと、ありませんか?

実はそれ、「介護」が始まっているサインかもしれません。

「仕事と介護の両立」はなぜ企業の課題なのか?

団塊の世代が全員75歳を迎える2025年以降、子ども世代にも大きな影響が及び「介護をしながら働く人」は2030年には約318万人に及ぶと予測されています。​

2025年には「育児・介護休業法」の改正があり、企業には従業員が介護を理由に離職せずにすむような両立支援体制の整備が一層求められています。

介護が始まると、社員はどんな状況に陥るのか?

介護は、ある日突然始まることも。

親の転倒や入院をきっかけに、気づけば毎週末実家へ帰るようになる。
病院の付き添い、ケアマネジャーとの打ち合わせ、介護保険の申請……
仕事が終わってからの時間や休日が、どんどん「介護」に取られていきます。

情報も制度も複雑で、何から手をつければいいのかも分からない。
そんな中で仕事を続けるのは、本当に大変です。
遅刻や早退が増えたり、集中力を欠いたり、体調を崩す人も少なくありません。

企業がこの問題を放置するとどうなる?

「誰にも相談できない」「どうにもならなくて」「職場に迷惑をかけてしまう」
最終的に下す選択は――「仕事を辞める」。

人材が流出するだけでなく、仕事と介護を何とか両立しようとする社員が無理を重ねて、パフォーマンスを落としてしまうこともあります。
結果として、チームの生産性や職場全体の雰囲気にまで影響が出ることも。

「介護のことは個人の問題」と見過ごしてしまうと、それはやがて企業全体の課題となって返ってきます。

産業ケアマネができること

産業ケアマネは、介護保険の知識や地域資源の情報、これまでケアマネジャーとして関わった”介護をする人の事例”などをもとに、社員が「仕事と介護を両立できる仕組みづくり」を支援します。

・介護保険の申請や使い方のアドバイス
・介護サービスの選び方、家族との役割分担の相談
・両立を考えた働き方や制度の調整の提案

…など、働く人が「これなら続けられそう」と思えるよう、具体的なサポートを行い「こうすれば両立できる」という道筋を一緒に見つけます!

「介護」は誰にでも起こりうること。
企業として、社員が安心して働き続けられる環境づくりを一緒に進めていきましょう!

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私、産業ケアマネ 片岡
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援
社会問題「介護離職」の防止につなげます。
企業代表者様、人事担当者様、お気軽にお問い合わせください!

mail:ryoritsuakashi@gmail.com
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投稿者プロフィール

片岡芳美
片岡芳美
産業ケアマネ2級
仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座 2期卒業生
介護業界21年
社会福祉士/介護支援専門員
仕事と介護の両立支援明石事務所 2024年11月開設