知りたい介護セミナー


はじめまして。

愛知県 岡崎市の 

産業ケアマネ 金原洋子 と申します。



先日、地域の病院職員様に向けて
介護セミナー を開催しました。

それに先立ち、全職員を対象に
『仕事と介護の両立に関する意識調査アンケート』
を実施していただきました。


きっかけは、、、看護師長さんの

「看護師ほど親の介護のために仕事を辞めてしまうんですよね」
という一言。

同時期 私も、、、
同僚ケアマネの介護離職 を止められなかった。

肌感で…
医療や介護の仕事をしている人ほど、
自分で、家族の介護を 全て担う ことを考え

仕事を辞める選択 をする人が多いと感じています。

病院職員へのアンケート結果(回答95名)

経営層の 100% が…

「従業員が介護を理由に仕事を辞める可能性があると思う」と回答。


職員への質問…

「現在の勤務先で働きながら介護を担うことができると思いますか」の質問に

できないと思う 59%
わからない  32.5%
できると思う  8.4%

職員の 8割以上が 介護経験なし
半数以上が 20代・30代の年齢層 での回答です。

知りたい介護セミナー

「介護について知りたい」という職員さんの声から、
セミナーが企画され、知りたい内容も募って頂きました。

その内容は多岐にわたっていました。

コロナ禍の影響で、
在宅介護の現場を見る機会が少なかった職員の方々の

「知りたい」という熱意を感じました。


こんなに熱い思いを持った職員さんたちが、

介護を理由に仕事を続けられなくなる未来に

歯止めをかけたい!


患者さんへはもちろん、

職員の皆さん自身の、

仕事や生活のことも 考えてもらえるセミナーにしたい!!



約70名の病院職員様に向けて

介護保険制度の基本的な流れを説明。

ロールプレイ を取り入れ、

連携場面のリアルを伝えました。

【講師&職員(飛び入り参加!)による 連携場面 ロールプレイ】  



事例では、
介護休業を取得して 家族の介護を担う
ケースを紹介。

ケアマネとして、医療関係者に知ってもらいたい
在宅支援のポイントを伝えつつ、

産業ケアマネとしての
視点・思いを伝えました。

もしも 私が、
このご家族様の 勤務先の産業ケアマネ だったら

介護休業の取得方法を相談し
長期休業以外の働き方の提案もできたでしょう。


職場の理解を得て、

仕事を続け 先のことも見据えながら

家族として介護と向き合う方法を

一緒に考えていくことができると思います。




セミナー受講中の若い職員さんたちの
「知りたい」熱意・眼差し!

取材を受けた 20代の記者さんの
関心の高さ 熱心なリサーチにも
励まされました。


若い世代の方にも
介護のことを知っておいてほしい。


同年代の子を持つ親としても、、、

将来介護と向き合うときに、

知識と知恵を持ち、

仕事や生活を大切にしながら、

柔軟な感性で

自分なりの幸せな介護のかたちを

見つけられる社会であってほしい。


そんなことを、

強く 思い 願う 

セミナー開催 & 取材体験でした。

産業ケアマネと共につくる未来!


超高齢社会で労働人口が減少している現在、
仕事をするのが必須の世の中で、

特に医療・福祉業界の人材はとても貴重です。

専門職こそ、
家族の介護に直面した時に

ひとりで または 家族だけで 抱え込まず

助けて といえる 職場環境が必要です。



ケアマネとして、たくさんの介護の現場を見てきた

産業ケアマネだからこそ、

伝えられる介護のリアル!



介護に正解はありません。

家族のかたちもそれぞれで、

工夫やアイデア次第で 選択肢が広がります。


あなたなりの 仕事と介護のかたちを

探していきましょう。

笑顔で 仕事と介護の両立がてきる

未来を

産業ケアマネと共につくっていきませんか。

投稿者プロフィール

金原洋子
金原洋子
一般社団法人リョウリツ
産業ケアマネ2級
「仕事と介護の両立支援コンサルタント養成講座」 0期卒業生
主任介護支援専門員/社会福祉士/介護福祉士
詳しいプロフィールはこちら