介護離職の理由

こんにちは
愛知県一宮市の産業ケアマネ

浅井　貞美です。

今回は、令和6年３月に発表された
三菱UFJリサーチ＆コンサルティングの
情報をもとに
介護を機に仕事を辞めた方の
「理由」
についてお話します。

（参考資料：令和５年度　老人保健事業推進費等補助金
　　　　　　　　　　　　老人保健健康増進等事業
　　介護離職者の離職理由の詳細等の調査及び
　　　勤労世代の介護離職防止に資する
　　　介護保険制度の広報資料等の作成　　）

介護離職理由　その１

勤務先に介護休業や介護休暇などの
両立支援制度が整備されていなかったから

また、制度が整備されているかどうか不明

利用要件を満たしていなかった

制度を利用しづらい雰囲気があった

介護離職理由　その２

職場の理解や協力が得られなかった

勤務先に仕事と介護の両立に関する
相談先がなかったから

介護離職理由　その３

介護保険サービスや障害福祉サービスについて

手続きや利用方法がわからなかった

希望するサービスが地域で提供されていなかった

サービスの利用待ちが発生しており
利用できなかった

サービス提供時間が合わなかった

費用負担ができず利用できなかった

介護離職理由　その４

自身が介護にもっと時間を割きたいと思った

被介護者から、介護にもっと時間を割くように
（仕事を辞めるように）言われた

家族・親族から
介護にもっと時間を割くように
（仕事を辞めるように）言われた

介護離職理由　その５

介護による心身の負担が大きく
これ以上両立は難しかった

自身も傷病を抱えており
これ以上両立は難しかった

介護離職理由　その他

介護とは関係ない仕事や私生活上の理由
（定年退職、雇用期間の終了、結婚、出産など）

新型コロナウイルス感染症の流行による
介護や仕事への影響（介護サービスの休止・休業など）

離職の理由から

両立支援制度の周知や職場の理解、

介護リテラシーを高めることができれば

介護を理由に離職される方を

減らすことができるかもしれません

産業ケアマネは、

・両立支援のための介護教育（アンケートやセミナー）
　職場風土作りのお手伝い

・介護相談の窓口設置など
　個別面談等による個別支援

２つの取り組みで両立を支援します。

まずは、アンケートによる
企業様の実態調査を
受けてみませんか？

※今回資料で使用した調査は離職理由を収集する目的のみで実施されたものではありません。