介護の相談窓口
みなさん、こんにちは。
産業ケアマネの山﨑です。
いきなりですが質問です。
あなたが勤めている会社には介護の相談ができる人はいますか?
介護の相談先はありますか?
私はケアマネジャーとしてこれまでに延べ6000件以上の相談を受けてきました。
その中には働きながら介護をするご家族からの相談もあり、
特に印象に残った言葉があります。
『誰にも相談できません』
毎日朝から晩まで働き、
帰宅後には食事作りなど家事をして、
両親の介護をして、
そんな日常の繰り返しに疲弊して、
仕事と介護を両立することに苦しんでおられました。
そんなご家族に、
「職場で介護のことを相談できる人はいませんか?」
と投げかけると、
『誰にも相談できません』
この言葉が返ってきました。
なぜ職場に相談することが必要なのか
私は仕事と介護の両立には明確なゴールがあると考えています。
それは、
【介護を担っていても、与えられた役割(仕事)が全うできる】
ことです。
介護の比重が重たくなり、
自身がやりたい仕事や、任せられた仕事が全うできなくなると、
モチベーションが下がったり、その職場には居にくくなります。
つまり、
働く場での居心地が悪くなってしまうんです。
この居心地の悪さが両立が困難になるきっかけになってしまうと考えます。
この問題を解決するには、
介護をしている生活の場で介護の専門職に相談することが大切ですが、
仕事をしている職場に相談することもとても大切です。
しかし介護はプライベートな問題あり、
個別生の高い問題でもあります。
そのため『相談しにくい』や『理解してもらえるか不安』といったお声を聞きます。
だから会社には退職を決意してから伝える介護離職者が大勢おられます。
私たち産業ケアマネは
働く場で仕事と介護の両立を応援する専門家です。
退職を決意する前に、
仕事と介護が両立できる可能性を一緒に検討しませんか。
投稿者プロフィール
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介護現場18年
株式会社介護屋山﨑 代表取締役
奈良県介護支援専門員法定研修講師
一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会 奈良支部長
詳しいプロフィールはこちら
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